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永眠 [介護]

  今朝、再び入院していた母が今朝、永眠してしまいました。原因は心不全で、その起因が不整脈と糖尿病というものです。病院から呼び出しを受け、向け先を会社から病院に変更したのですが、間に合いませんでした。
  ただ、顔を覗き込むと、何かホッとしたような安らかな感じでした。本人が希望していた通り、既に他界した父の傍に旅立って行くことでしょう。
  その後はバタバタでした。慌てて葬儀会社を探したり、あちらこちらに連絡を入れたりと、つい先程、ある程度のケリが付きました。

  今回、久々に遠方の親族に連絡を入れてみると、当然のことながら、母の姉や兄貴は母よりも高齢なわけで、体が言うことを利かないと口々に。電話越しの声はいつもと変わらないのですが、皆さん苦労している状況がヒシヒシと感じ取れました。
  親族からは、「糖尿病にはなってないんでしょ。」っと釘を刺されてギクっとしたり。勿論、自分は糖尿病にはかかってはいませんが、子である以上、その因子は持ってるハズです。「精神年齢30歳」っといくら啖呵を切ったところで、何時まで続くのか少々不安になった日でした。

再び笑顔が [介護]

  昨夕、母が入院していた病院から連絡が入り、本日の午後退院することになりました。受け入れ先となる特養側とも既に連絡・配車の調整済みでした。主治医の態度があまりにも高慢だったこともあり、妹共々いささか不信を抱いていたのですが、「うっちゃり」を食らった感じでした。
  何とか仕事を調整してから午後休を取って病院に向いました。当月からは、やっと食事が取れるようになってホッとしていたのですが、食事代が加算されて、請求書を見てビックリ。カードで支払いを済ませて「帰ろうね」と一言。そしたら、今まで知らんふりしていた母はコックリ頷き、しわしわの顔に笑みが浮かんでました。付添いの介護士と一緒に「よかったね」と、素直にそう思いました。
  一緒に特養に向って契約書絡みの手続きを済ませ、今度は自宅傍の耳鼻科へ。診療時間終了の18時ギリギリセーフ。今度は自分のメンテナンスです。スギ花粉がピークを迎え、とうとう鼻づまりに耐えきれなく...こっちは渋い顔です。

入院 [介護]

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  特養から連絡が入り、母が入院したと。取り敢えず、車で一時間ほどのところにある病院に行ってみた。特養の看護師の話だと、食後、気分が悪く、苦しそうにしていたので救急車で搬送したとのこと。
  最初に聞いた症状は、食べ物が気管支に入り込み、肺炎になっている。今現在、特養内ではインフルエンザ罹患者が出たが、肺炎を患ったものは出ていないと。
  主治医のアポが取れたので、少し待って直接確認してみた。ウイルス性肺炎で、かなり前から発症しているらしい。感染源は不明。やっかいなのは、糖尿病の薬が抗生物質の効きを邪魔をし、重症化する可能性が高い。強めの抗生物質を点滴しているので、大丈夫だとは思う。但し、連休中は宿直の医師が対応するので...
  何とも表現が難しいのだが、要は家族の意思として、何が何でも最善を尽くすか、できる範囲で対処すればいいのか、の確認をその時点で逆に取られた。
  取り敢えず、病室に行って顔を覗いてみると、顔色はよく、ベッドに横たわってうつらうつらしていた。残念だけど、母はもう自分の子供の顔が分からなくなっている。

納涼祭 [介護]

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  今日は特養で納涼祭。16時15分の開会式から始まり、手製のお神輿、フラダンス、盆踊りへと続き、17時半の閉会式で終了です。
  今年もちょっとした出店があったり、バザールもやっていて、小さな子供達にとっても楽しいお祭り。それでも、入所者数24名に対して来られている親族が、特に今年は少なく、寂しいかな。
  それよりも、「お母さん!」と声をかけても、最近は反応してくれなくなりました。階段を下りるかのように、痴呆の症状が進んでいます。

ギョギョギョ! [介護]

 昨日、母が入居している特養で、何と殺人事件が。同じ部屋の入居人が同じ部屋の入居人に対し、電気コードを首に巻いて殺害しただとか。認知症の症状は軽い方ですが、自供もしているようです。
 昨夜はニュースを途中から見たので、何処の特養だか分らなかったのですが、本日、ケアマネから電話があり、かくかく云々と。いずれにしても加害者じゃないことは間違いないのでホッと。妹方が動揺してました。
 認知症を抱えていても人は人。年を取れば取るほど子供っぽくなるし、我儘になるもの。この事件で益々介護士達は、難しい対応を求められることでしょう。頑張って欲しいものです。

笑顔 [介護]

 今日は寒かったですね。寒気が流れ込んでいるため、秩父や富士山にも雲がかかていました。日陰の水溜りが凍ってました。
 車で特老に立ち寄り、介護計画書を確認しました。このところ、母の状態がず~と不安定だったので、少々気が重たかったのですが、今日の母は違ってました。
 「お母さん、元気?」と話しかけると、「おお、来たの」との返事に笑顔がありました。いつもの母に戻っており、その後、ニコニコしながら話かけてきました。
 食事を一部変更したことで、下の世話の問題がなくなり、血糖値の数値は高いものの安定したのが一因の様子。
 会話にはならないのですが、久々に笑顔で話しました。笑顔は笑顔を呼びます。笑うということは必要ですね。

今日は... [介護]

 午前中は例のテキスト編集作業でモッタリしながらも、26日の〆日に向けてラストスパート。
 午後から母の様子を見に特養に出向きました。いつもの窓側の席に座ってましたが、目を瞑ったままで、何やら瞑想中? 時折目をうっすらとあけて、こちらを見ては直ぐに目を閉じてしまう。声をかけてもうなづきもせず、聞こえていないような感じ。暫く様子を見てましたが、どうも今日は鬱の状態。周りの人の方が元気なので余計に気になってしまいました。
 帰り際に声をかけても、薄らと目を開けてこちらを見て直ぐに閉じる状況。初めてついてきた妻は、なんか全然わかってないような感じ...っと。それでも介護士の皆さんのおかげで、身なりは綺麗でした。ほんと、頭が下がります。

納涼祭 [介護]

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 母が入居している施設で納涼会が行われるので行って来ました。施設入口ではスタッフによる出店とバザーが。既に小さな子供達がかき氷を頬張ってました。
 さて、肝心の母の様子ですが元気でした。ただ、自分とは逆で痩せてきている様。また、排泄がうまくいっていないのか少々匂ってました。おむつをしてくれればいいのですが...そして、妹の旦那と長男が来てくれたものの名前が出てこず。記憶から消えていると感じた二人は唖然...
 納涼会は16時から始まって18時に終了。その間、小さな神輿がスタッフに担がれてフロアーを行ったり来たり。その後、盆踊りをしたり、おやつを食べたりと、ケアマネからスタッフ総動員で超大忙し。最後は市長直々の挨拶があるなど、かなり気合の入った催しでした。つくづくスタッフの介護パワーには頭が下がる思いです。お疲れ様でした。

元気です! [介護]

 昨日、会社を午後休して特養施設を訪問。ケアマネと今後の対応について確認してきました。等の本人は、あれほど嫌がっていた施設への違和感はなくなっており、入所当時の優等生ぶりは健在なるも、認知症の部分は隠しきれずボロが出てきているとのこと。
 認知症の多いフロアーにいるのですが、一人性格が合わない人がいらしゃってその方とイザコザがあった模様。その後はスタッフがうまく対応しているので問題は無いとのことでした。問題は夜間の失禁が増えつつある点。恐らくトイレの場所が分からず間に合わないケースが多い模様です。そこで部屋に簡易トイレを設けて様子を見るとのことでした。
 本人に会ってみると表情は至って穏やかで、入所されている方と雑談していました。丁度、おやつの時間が終わった頃で、皆さん、椅子に座ってマッタリ中。そんな中、30分程雑談して退室しました。帰ると言い出だすかというと、今は何のこともなくエレベーターの前で手を振って見送ってくれます。いずれにしても、元気なので良しです。

入居 [介護]

 妹と待ち合わせをして病院に向かいました。相談員に連絡して病室に入ると、母は既に入院した時に着ていた服に着替えており、椅子にちょこんと座ってました。支払を済ませ、予備の薬、二週間分を受け取り退院へ。母が先生達に言った言葉は「またね、良くなったら」。皆が笑った瞬間でした。相談員に見送られながら無事に退院。
 自分の車に乗せ、10分少々のドライブで特養の施設に到着。雨が降り出していたので、玄関入口に車をおかせてもらいました。さて、拒否反応が出るのかと思いきや、すんなりと自ら入り、その後、スタッフと一緒に2Fに上がっていきました。何事も起きないスムーズな流れに妹と顔を見合わせてしまいました。ホッとした反面、これって症状が進んでいるのかと悲しい気持ち包まれ、何とも言えない感じでした。
 その後、妹と自分はスタッフの方と最後の手続きを済ませ、今日はそのまま施設を離れました。落ち着いた頃を見計らって訪問したいと思います。