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土星と木星 [惑星]

 平地に居ると、天候は安定してるかの様に見えるのですが、山間は上昇気流に伴って雲が
湧いてしまう様でして、この新月においても出れず仕舞いでした。しかし、22時半過ぎに
ふと空を見上げてみると雲が切れてたので、久々に自宅傍の道路で店開きをしてみました。
 先ずは、南中した土星を。なんですが、何とか屋根上に出るポイントにて。今年もちょっ
と高度が低いですね。取り敢えず、ADCを挟んでみたのですが、効果は...

23_27.jpg

撮影日時: 2022年9月17日 23時27分~
撮影場所: 埼玉県所沢市
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X + ADC
架台: EM-200、ノータッチガイド 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:1096x1096、露出:1/22.4、Gain:387
SharpCap 3.2で撮影、AutoStakkert3で4000枚中800枚スタック後、RegiStax6でウェ
ーブレット、PSE9 でコントラスト調整、リサイズ

 一応、映像を見ながらADCの調整をしたのですが、何故か二重になってしまい、相変わら
ず環がすっきりしてません。

 その後、木星が屋根上へと昇ってくるまで待機。日を跨ぐと木星は姿を現しました。透明
度及びシーイングは、4/5ぐらいでしょうか。PC画面を見る限りかなり良い感じでした。

00_12.jpg

撮影日時: 2022年9月18日 00時12分~
撮影場所: 埼玉県所沢市
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X + ADC
架台: EM-200、ノータッチガイド 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:1096x1096、露出:1/128、Gain:387
SharpCap 3.2で撮影、AutoStakkert3で4000枚中800枚スタック後、RegiStax6でウェ
ーブレット、PSE9 でコントラスト調整、リサイズ

 今回、比較できる様にROIを同じにしてます。こういてみると、やはり木星は大きいです
ね。ただ、木星はこれからでしょうけど、冬に向かって透明度は良くなるのに反し、シーイ
ングは悪くなるし、難しいものです。
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土星 [惑星]

1938.jpg

撮影日時: 2022年10月01日 19時38分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X + ADC
架台: EM-200、ノータッチガイド 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:1024x768、露出:1/18.3、Gain:300
SharpCap 3.2で撮影、AutoStakkert3で3000枚中600枚スタック後、RegiStax6でウ
ェーブレット、Photoshop Elements9 でコントラスト調整、リサイズ。

 やっと好き勝手な撮影が出来ました。ご近所さんの目を気にすることなく(笑)。前回の
画像は良くなかったので、もう一回土星を撮ってみることにしました。今回はADCを挟み
込んではみたものの... 
 いつもはFirecaptureで調整してるのですが、何故かその時にはうまくいかず... 大体30°
程、それぞれのプリズムをズラすのですが、一向に決まりません。仕方がないので、妥協
点を模索して撮影。3,000ショットの動画を5本撮ったのですが、どの動画を見ても、派手
に揺れてるばかりでした。
 まあ、そんなこんなで、今回はちょっと強調処理してみました。こんなもんですかね。前
回よりは、多少マシになりました。兎にも角にも色々なことが起きるので、それはそれで楽
しむことにします。
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火星 [惑星]

0037.jpg

撮影日時: 2022年9月27日 00時38分~
撮影場所: 埼玉県所沢市
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X
架台: EM-200、ノータッチガイド 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:800x600、露出:1/59.1、Gain:300
SharpCap 3.2で撮影、AutoStakkert3で3000枚中600枚スタック後、RegiStax6でウ
ェーブレット、Photoshop Elements9 でコントラスト調整、リサイズ

 木星を取った後、少し待機して屋根上に火星が登るのを待ってみました。日が変わって設
置場所を3m移動。高度は40°程なのでADCを挟んで再びピント調整。これが結構難しく、
なかなかピントの山を掴みきれませんでした。
 今期初ショットです。今現在、ダストストーム発生中ですね。視直径は11.6”、12月1日
の接近日には、8,145万キロに近づき視直径は17.2”へ。それまでには落ち着いて欲しいも
のです。今期以降、暫くの間は接近時でも視直径は14”程しかならないので、今期はちょこ
ちょこ覗いておこうと思ってます。
 しかし、火星の画像処理は、どうしてもリンギングが気になります。なんとかならないも
んですかねぇ。
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木星 [惑星]

2346.jpg

撮影日時: 2022年9月26日 23時46分~
撮影場所: 埼玉県所沢市
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X
架台: EM-200、ノータッチガイド 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:1096x1096、露出:1/46.5、Gain:300
SharpCap 3.2で撮影、AutoStakkert3で3000枚中750枚スタック後、RegiStax6でウェ
ーブレット、StellaImage9で色ずれ補正、Photoshop Elements9 でコントラスト調整、
リサイズ

 26日の話です。当日は、朝から綺麗な青空が広がってました。こういう場合、大抵は夕方
から雲が湧いてきて夜は曇天、っと言うのがこれまでのパターンです。しかし、その日は珍
しく夕方以降も雲が広がることはありませんでした。
 っという事で、チャレンジです。息を殺しながら私道にそ~っとセッティング、そ~っと
撮影、そ~っと撤収(笑)。
 これって言うのは簡単なれど、実際には部屋と設置場所を行ったり来たりの繰り返し。重
たい赤道儀を運ぶと息は上がって汗もジワっと。それでも、久々に肉眼でも楽しむことが出
来たし、画像もちょっとばかしマシになったと思ってます。
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木星 [惑星]

22_17_50_g4_ap6_conv.jpg

撮影日時: 2022年9月10日 22時17分~
撮影場所: 埼玉県所沢市
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X
架台: EM-200、ノータッチガイド 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:1096x1096、露出:1/27.7、Gain:300
SharpCap 3.2で撮影、AutoStakkert3で3000枚中900枚スタック後、RegiStax6でウェ
ーブレット、StellaImage9で色ずれ補正、Photoshop Elements9 でコントラスト調整

 木星です。先の土星よりも先に撮っていたのですが、順番が逆になってしまいました。そ
の木星ですが、土星に比べると像の乱れは少なかったと思ってます。
 これもADCを挟んでないので、もう少しましな画像が撮れそうな気がしてます。今回は、
ガリレオ衛星を利用して、ピント調整してみました。
 この後に、設置場所を変えて土星を撮影。久々だったので火星も撮ったろうと、再び設置
場所を変えて待機。しかし、そんな苦労は報われることなく、雲が広がってしまい断念しま
した。
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土星 [惑星]

23_02_22_g4_ap8_conv.jpg

撮影日時: 2022年9月10日 23時00分~
撮影場所: 埼玉県所沢市
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X
架台: EM-200、ノータッチガイド 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:960x960、露出:1/10.4、Gain:300
SharpCap 3.2で撮影、AutoStakkert3で3000枚中1000枚スタック後、RegiStax6でウ
ェーブレット、StellaImage8で色ずれ補正、Photoshop Elements9 でコントラスト調整

 名月を撮った後、暫くして再び空を見上げると、雲が取れてました。早速、押し入れから
機材を引っ張り出し、久々に動画を撮ってみました。
 屋根上からちょっと離れたのでいけるかなと思って鏡筒を向けてみたのですが、モニター
画像を見る限り揺れてました。すぐ隣の屋根に隠れる前だったので、ADCは付けずに撮影。
ギリで3,000枚x5セット撮れたので画像処理するものの、しまりのない画像ばかり...
 下側にもう一つの薄い像を重ねた様な感じですので、ADC挟んでたらもうちょっとはマシ
な像になってたのかもしれません。

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木星 [惑星]

23_20_24_g4_ap7.jpg

撮影日時: 2021年7月17日 23時20分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X
架台: EM-200 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:1096x1096、露出:1/71.4、Gain:356
SharpCapで撮影、AutoStakkert3で2000枚中700枚スタック後、RegiStax6でウェーブ
レット、StellaImage8で色ずれ補正、Photoshop Elements9 でコントラスト調整

 今度は木星です。大赤班が隠れる前に撮ってみました。大赤班の右斜め上の衛星はイオで
す。イオが楕円になってるのですが、土星同様で左下側が地表です。もうちょっと撮れたん
じゃないかと思ってたのですが、やっぱり現実はそう甘くはないですね。
 
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土星 [惑星]

23_03_39_lapl4_ap6.jpg

撮影日時: 2021年7月17日 22時57分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X
架台: EM-200 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:1024x768、露出:1/17.8、Gain:356
SharpCapで撮影、AutoStakkert3で2000枚中666枚スタック後、RegiStax6でウェーブ
レット、StellaImage8で色ずれ補正、Photoshop Elements9 でコントラスト調整

 今日は猛暑の中、人間ドックのために品川へ。何時もの場所が予約できなかったので、場
所を変えたのですが、こっちの方が人が少なくてスムーズでした。

 さて、やっとノートパソコンからデータを抜き出してデスクトップ機へ。先日に撮った画
像を見てみました。
 先ずは土星から。この時は山の端から土星が出てきたばっかりで、高度にして30°未満。し
かし、鏡筒を向けててみたら、シーイングは良さそうでした。最初にADCを挟んだものの、
すっかり調整の手順を忘れていたので、ADC抜きで撮ってみました。
 撮影は超楽チンなのですが、カッシーニの隙間が綺麗に写ってくれず、全体的に眠たい画
像になっていしまいました。実は土星の左下側が地表で、全体的な大気の揺らぎは左下から
右上に揺らめく感じでした。後々考えてみたら、こんな場合こそADCを入れて撮影すべきだ
ったのでしょうね。
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火星 [惑星]

21_29_27_g4_ap7.jpg

撮影日時: 2020年11月21日 21時29分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X
架台: EM-200 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:860x860、露出:1/62.5、Gain:200
SharpCapで撮影、AutoStakkert3でスタック後、RegiStax6でウェーブレット、
StellaImage8、Photoshop Elements9 での画像調整

 先日撮ってみた火星です。なかなか上達しません。
 今年は、たまたま惑星の位置が自宅でも撮影可能であったことから、ちょこまかと撮って
みました。そして、今ではこんな手順に落ち着きました。
 1) AutoStakkert (画像のスタッキング処理)
 2) ReguStax 6 (Wavlet処理)
 3) StellaImage8 (状況によって惑星色ずれ補正)
 4) Photoshop Elements 9 (画像のリサイズ等)
 やはり、一にも二にも良質な元画像を撮ることに変わりはなく...
 そして、次はWavelet処理。強調し過ぎればリンギングがうるさくなるし、リンギングを
避けようとすると画像は甘くなるし、その攻めぎ合いです。それでも、ここにきて、やっ
とWavele処理が少し分かった様な気がしてます。今までが超適当でした。
 それでも、未だに試行錯誤が続いていて、安定した画像にはなっていません。

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火星 [惑星]

20_32_25_lapl4_ap8.jpg
大人しめに処理しました。

撮影日時: 2020年11月14日 22時16分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町
望遠鏡: μ210 + Explore Scientific 3X
架台: EM-200 
カメラ: ASI290MC + UV/IR Cut Filter、ROI:860x860、露出:1/51、Gain:200
SharpCapで撮影、AutoStakkert3でスタック後、RegiStax6でウェーブレット、
StellaImage8、Photoshop Elements9 での画像調整
 観望・撮影と好条件ではあるものの、自宅での撮影は大分厳しくなってきました。南中
後は、何と電信柱と屋根に隠れてしまいます。止む無しです。一方、火星はどんどん小さ
くなってきてます。この日は、比較的シーイングは良かったと思います。

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