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特養との契約 [介護]

 電話で何度か確認し、本日、施設を訪問しました。妹夫婦も現地集合。駅から徒歩5分以内とすこぶる立地条件が良い場所でした。4階建てビルになっており、1Fがデイ・サービス、2Fと3Fが居住区、4Fが何と風呂とちょっとしたガーデンがありました。本人の性格やその他の人との相性で、2Fと3Fに分けられりそうです。いずれのフロアーへの移動はエレベーターになるのですが、エレベーター前にスタッフが常駐するレイアウトで、エレベーターにはキーロックがかかる様になっていました。スタッフの服装は水色とピンク色の白衣の様なもので統一されており、3月1日への開業に向け最終点検をしているといった感じでした。
 さて、1Fロビーにて契約書の内容点検しながらサインと印鑑を押し、約一時間程で終了しました。その他、母が入院している病院とも連絡を取っている様で、どこぞやのテレビでコマーシャルを流している大手介護施設とは打って変わっての対応振りで手慣れた感じでした。病院の退院は3月2日(金)午前中とし、昼食前に新たな施設に到着するよう段取りをすることとし、妹夫婦とはそこで解散。暫くしてから、病院に電話を入れると既に特養から連絡が入っていて話はスムーズでした。何とかなりそうな気がしました。

主治医との相談 [介護]

 午後休を取得して一旦自宅に戻った後、今度は車で病院に向かいました。本日の目的は、主治医に直接意見を聞くためと、母の健康診断の依頼です。15時きっかりに訪問しました。
 主治医としての見解は、受け入れ時に介護拒否が強く出たものの、その後数日経ってからは落ち着いて状態が続いており、特養に移ることは問題無い。しかし、最近血糖値が上がってきており、その原因が不明。一日三度の食事を摂取することになった事、あるいは散歩ができなくなった事等が考えられるが、今後は薬を増やし、カロリーも少し落とす方向とする。そうした対応が特養でも対応出来るのが前提である。
 また、一旦退院してしまうと、次の待機者が入院する予定。従って、特養側で受入でトラブルが発生し手入所を拒否された場合、戻る場所はない。ポイントは、その特養の受け入れ態勢とどこまで対応してくれるのか、です。先日面会した介護士はかなり慣れた感じでしたが、まだ新しい施設を見学していません。先方を信じるか信じないかにかかってきそうです。

新たなる動き [介護]

 母は年末に入院したまま今日に至っています。その病院とは別に特養にも数か所入居申請をしていましたが、一か所から連絡が入りました。3月1日開所する新施設からで、当初数人待ちとの連絡が入ってはいたのですが、その後キャンセルが出たため順位が繰り上がったとのことでした。そして、本日13時に病院に落ち合うことになりました。母と直接面談したいとのことです。
 特養の介護士が15分ぐらい母と話をした後、今度は病院側の介護士と薬の投与状況や日中の様子につき細かな質疑が行われました。特養の介護士によると、現状判断では特に支障は見当たらないので、入居は可能。3月1-4日を目途に検討して欲しいと言われたのです。
 いずれにしても、本日は主治医並びに担当相談役が不在のため、来週月曜日以降、連絡をとり病院と相談する旨を通知して解散しました。主治医がどういう判断をするのかは分かりませんが、病院側の介護士の話だと、今入院されている患者の中では一番手のかからない優等生。恐らく、特養に移っても支障はないだろう、といった判断をされておりました。
 ただ、自宅にいる時と病院にいる時のギャップがあり過ぎ、何だかわかりませんが前回失敗した記憶が蘇って来ました。果たしてどうなることやら。

医療保護入院(その後) [介護]

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 母が入院してから早一週間が経過。その間、自分の携帯が鳴りやしないか、結構、ドキドキしていました。暴れて拘束されているのではと。相談員経由、次回面談日を設定してもらったところ、22日の午後16時となりました。先方は午前中が良い様子でしたが、午前中にするとこちらが一日丸つぶれになってしまうので、何とか午後でお願いしたのです。
 22日は午後休を取り、病院に出向きました。直ぐに診察室に導かれ、担当医より入院後の生活状況について一通り説明してもらいました。その後、相談員並びにルーム担当者(部屋単位で担当が決まっています)より、もっと細かな話が聞けました。至って普通で他の人と雑談をして過ごしているとの事で、何と入浴もしたとの報告がありました。想像していたよりも穏やかに過ごしているので、まずはホッとしました。しかし、担当医の判断は決して一人暮らし出来る状態ではないので暫く体の様子を見ながら今後の方針を探るしかないとの意見です。
 裁判所から届いた審判書を提示すると、その書面をもとに医療保護入院に関し、精神保健及び精神障碍者福祉に関する法律第33条第一項の規定に変更した通知書が渡されました。これで無期限の入院が可能となります。
 母はほかの患者と談話していましたが、近づくまで気が付きませんでした。気が付くと、案の定何で勝手に自分をこんな場所に置いてゆくのかと言い出しました。他の患者さん達は病気は分からないから先生に任せるのが一番だと母をなだめてくれました。少し離れた席に二人で座って雑談をしようとしたのですが、思い出したように帰宅願望を前面に出してきました。「こんなことをするんだったら手首切って死んでやる」とも言い、オートロックのドアを開けようとしていました。とにかく、「医者のいう事を良く聞いて早く退院しようよ」と言ったところで、「自分は病気じゃないし、糖尿病も治っている」と。相変わらず、状況を全く把握でき無い状況でした。話題を変えようとしても、帰るどうのこうのの一点張り。その後、隙をみてその場を離れました。やはり、暫く時間を置く必要がありそうです。

審判 [介護]

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 今日も帰宅が遅くなってしまいました。今週水曜日に申立てをした際の審判通知が家庭裁判所から送られていました。主文、事件本人の保護者として申立人を選任する、との一行があるのみ。至ってシンプルです。ということで、来週早々にでも再び病院に連絡を取ってみたいと思います。
 さて、懸念していた病院からの連絡もなく、何かホッとするやら、逆に他の人に迷惑をかけて身体拘束されてはいないかと心配したり。複雑な心境は変わりません。

医療保護入院 [介護]

  予定通り、母を迎えに9時半に実家に立ち寄り、母および妹をピックアップして再び病院に向かいました。10時に受付すると、直ぐに採血とレントゲン撮影が行われました。その間、入院手続きを済ませ、先生が待っている診察室へ。今日も先生が分かりやすくはっきりと物忘れと糖尿病の悪化を指摘し、そのままにすると命にかかわるので入院して治療しましょうと説得。勿論、本人は理解できないので、直感的に「一人で何でもできるから」とか「ヤダ」とか言って否定するのみ。でも立ち上がって帰る仕草はしませんでした。
  その後、先生や介護士を含め一緒に病室に向かいました。否定していた本人はすんなり病室に同行しました。病室は精神科病棟で個室です。検査がし易いようにという理由で病院指定の服に着替えさせますが、その間、自分は先生と最後の確認事項を詰めました。二日前に撮ったCTスキャンの撮影画像を確認したところ、やはり海馬帯を筆頭に脳の異種が顕著でアルツハイマー型認知症で間違いないでしょうとの判断でした。また、血管の硬直が目立っており、血の巡りが悪くなっている可能性もあるとのことでした。
  全ての説明と手続きを受け終わると11時半。先生と面談して料金を支払う理由で、病室を離れました。というより置き去りです。後は先生と介護士に任せるしかありません。

  今回は、医療保護入院で、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第33条第二項の規定に従うものです。今は法的保護者がいない状況なのでMax.4週間の入院しかできません。これは精神障害者保護のためです。その期間内に扶養義務者(直系血族および兄弟姉妹)から保護者の選任を行なうと、上記法律第33条第一項の規定に代わり、入院期間の限定がなくなります。
  手続として、保護者専任(等)申立書、申立ての趣旨、申立人(自分)の戸籍謄本および事件本人(母)の戸籍謄本、収入印紙800円、返信用切手80円を持参し、家庭裁判所に出向いて申立てを行います。審査後、結果通知が一週間以内に送られてくる様です。

  午後一、デイサービスに立ち寄り、解約。その後、市役所に向かい、母の戸籍謄本を取得。妹を近くの駅まで送り出し、今度は、自宅付近のコミュセンで自分の戸籍謄本を取得。そして、何とか川越市の裁判所に16時過ぎに滑り込むことが出来ました。主だった手続きは今日一日で済ませた格好です。
  自宅に戻ると18時前。今日も長い一日でした。でも、今頃母はどういう行動をしているのかやはり気になってしまいます。

受入審査 [介護]

 昨日の12月11日は父の命日で、墓地で三回忌を子供等だけで催しました。未だに母は父の墓は他の場所にあると思い込んだままです。何故、父の位牌と写真を持ってきているのかを理解してません。亡くなった父も苦笑していることでしょう。自分は母の送迎等で、帰宅すると18時過ぎで一日潰れました。そして、今日は有給休暇を取得し病院へ。
 先月に行った責任者会議の後、いくつかの病院のカウンセラーと話をしました。実は入院する前に病院側による受入審査があり、その審査用の書類を提示せねばならいません。これらの書類は妹経由、通院先から取り寄せ、先週の月曜日に二ヶ所の病院にファックスを入れていたのです。
 その内の片方は、直接ケアマネにコンタクトを取り緊急度が高いと判断された様でした。カウンセラーから直接電話があり、出来れば月曜日に受入審査の判断をしたので直接話か聞きたいと申し出があったのです。もう片方も電話で不足情報を提供したところ、そちらも本日月曜日に審査会議にかけるとのことでした。話が急激に動き出したのです。
 妹をピックアップして二人で10時に病院を訪問。二時間以上話をして12時半に終了しました。カウンセラーによると、ベッドの調整がどこまでできるのか医師の間で調整中とのことでした。認知症病棟と精神科病棟の双方を見学しましたが、どちらかというと精神科病棟の方が母に会っているような雰囲気でした。
 帰ろうとしたところ、カウンセラーから本人を連れて本日再来できるかとのアプローチがあり、本日午後15時に再来することにしました。その後、妹と二人で実家に向かい、母と世間話をしながら待機。今年はまだ健康診断してないから病院に行って、帰りに買い物しよう、と話を切り出し誘い出しました。
 病院では急患が出た模様で、暫く待たされましたが、母の機嫌を損ねることなく、担当医との面談に成功。担当医は母から直接話を聞き出しながら症状を確認されてました。長谷川式の検査をさっと行い(11点でした。)、CTスキャンを取って終了。
 診察室から妹が母を連れ出して機嫌取りをしている間に自分は担当医と話をしました。まずは受け入れは問題なさそうだが、人はいざ環境が変わると人格も変わる可能性があるので、現状何とも言えず。ただ、認知症は進むと思うが入院をさせ、症状を見守るしかないとおっしゃってくれました。OKが出た瞬間でした。
 母と妹を送り届け、帰宅すると18時半。長い長い一日でした。そして、椅子に座ろうとしたときに携帯電話が鳴りました。出てみると本日伺った病院のカウンセラーからでした。正式に受入OK、ベッド調整も完了したので12月14日(水)の10時に外来で来てほしいとのことでした。これで入院が確定した訳ですが、法的手続きが残るので、まだまだ手がかかりそうです。

 


責任者会議 [介護]

 午後半休を取得し、午後15時に通所に出向きました。本日はその場所にて通所側の管理者、ケアマネ、民生委員、地域包括支援センター、そして妹を含めた計6名で現況報告、地域報告並びに家族の意向について確認・協議を行いました。
 通所側の説明は、やっとスタッフの顔を覚えて頂き、自宅に上がってお茶を飲むまでになったものの、機嫌の悪い時は拒否する行為が以前に比べ強くなった感がある。また、通所に通って頂けないこともあり、日中の散歩回数の頻度がアップ、家の鍵の紛失、夜間外出、電気機器(ホットカーペットや電気ポット、テレビ等)の扱いに迷いが出てきている。幸いにもご近所の理解が非常に良いので何とか自宅での生活が成り立っている状況と報告。
 民生委員の方からは、近所以外からはなかりの苦情が集中している。日夜ずっと監視している訳にはいかないが、極力足を運ぶ様対応はしている。
 地域包括支援センターからは、症状としては進んでいると思われる。今後の冬場への対応、体の変調等が心配。一度、糖尿病対応を含め、病院に入られて方がいいのでは。安定した後、現在の通所やグループホーム、あるいは特養と、症状に沿って選択していくのも手と、進言がありました。
 我々家族の意見として、確かにご近所の応援があるために何とかこれまで対応できたと深謝する一方で、もうこれ以上迷惑はかけたくない。実際に他のエリアで物損事件を発生させている事実もあり、早めに手を打ちたい。具体的に数か所の病院に相談してみたものの、病院によって見解が微妙に異なり、実際何をすべきか惑わされている。推薦してくれる場所があれば、是非推薦してほしい、と伝えました。
 最終的には、我々家族の意向確認が取れ、方向性として一旦入院させることで今後ワークすることにしました。但し、病院が直ぐに決まる訳ではないので、その間、通所側はこれまで通り通所に通うようにサポートを継続することとしました。
 それでも、病院探しは家族側となり、直接コンタクトを取り、家族の意向を伝えた上で地域包括支援センター側が後押しするという流れとなります。さて、妹と日程を合わせ、計画的に病院通いを進めねばなりません。平日となるとこれはこれで悩ましい限りです。
 ただ、帰り際は何か気持ちがすっきりした様です。空もすっきり晴れ渡り、夕暮れの富士山が綺麗でした。 
 

ギブアップ? [介護]

 今晩はしし座流星群極大日。昼間のすっきりした青空とは打って変わって、今は雲が広がっています。天気だけはしょうがないですね。
 今日も昼休み時間中に、二ヶ所ほど認知症の対応について電話相談していたところに、妹から電話が入りました。どうやら契約先の施設はギブアップする様です。最近、小花をあちこちからかき集めいてるのを知ったのですが、苦情が集中しているとこのとでした。たまたま会った隣の路地の家の方の話だと、23時半頃、何とハサミを持ってうろついているところを見たそうです。昼も夜も関係なくなっているのかもしれません。実家の周りはさつきや品評会に出展する花を栽培している家が多く、損賠賠償物になりそうです。
 契約先のケアマネ、そして民生の方も同席してもらい、来週月曜日に緊急会議を行うことになりました。妹と相談した結論は、やはり病院に入れるしか手がない、というものです。これを軸に新たな対応を取ろうと思います。




小花 [介護]

 今朝は10時に自宅を出て実家に11時半頃に到着。母に付き添って通所に向かいました。昼食時はいいのですが、昼食後それぞれがマッタリし始めると、何故か母の気持ちが下がり直ぐに帰ろうとします。今日はかなり機嫌が悪く、おまけに膝が痛そうな仕草を見せつける始末で、結局、14時直過ぎに車で送ってもらいました。
 さて、問題は居間にある小花。コップやヨーグルトのプラスチック容器に水を入れて10個ほど飾ってあるんですが、どう見ても、道端に咲いている物ではなく、明らかに他人の庭から拝借してきたような感じです。隣の方に聞いたところ、やはり散歩をしている時に取っているとのことでした。他人がいると何もせず、人気が無いとさっともぎ取って服の下に隠すというものでした。
 その話を聞いていると、他のご近所さんも現れて同じ話になりました。庭木のもぎ取りについてかなり苦情が出ているが、どうしようもないよね、とおっしゃってくれました。その方は役所の福祉課にいたのでこの辺はかなり詳しいとのことです。状況から判断すると、やはり施錠できる施設に強制収容させるしかないかもしれないと言い、数ヶ所の施設を教えてもらいました。が、どれも遠隔地でした。
 取り敢えず、小花については造花を置いて様子を見てみようかと思います。早速ネットで検索してみると、造花って以外に高いですね。知りませんでした。これも探すのに時間がかかりそうです。ただ、今の通所はコマーシャルを放映する大手にて、体制は信用したのですが、所詮ただの会社で明らかに力量不足です。そろそろ継続すべきか止めるべきか見極めが必要なのかもしれません。
 この認知症は本当に厄介な病気だと思います。ある意味、植物人間と同じじゃないかと、帰り際の電車の中で考え続けました。本人の意志表示があったとしても時間とともに直ぐに変化するし、或いは時として全く無関心で放心しているし、いたずらに延命措置をしているだけじゃん、と。だけど、そうした母は父を支え、その父は戦後の一時代を支えてきた一人でもあるんですよね...