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こんなもんかいな [星雲・星団]

 先日の金曜日の晩ですが、風がやや残っていたので、BABY-Qを車に積んで安近短となる
いつもの場所に行ってみました。風のおかげで比較的スッキリした空が広がってました。取
り敢えず、性懲りもなくHEUIB-IIフィルターを挟んで、東から登ってきた網状星雲を撮っ
てみました。

網状星雲1.jpg

その後、ケフェウス座のIC1396を撮ってみました。

IC1396-1.jpg

 今回は、いずれも焦点距離329mm、F3.9,HKIR機(EOS 6D)、ISO3200、60sx80枚
(総露出80分)でこれ。暗闇を求めて夏場の山を徘徊しないとダメですね。網状にせよ
IC1396にせよ、撮影チャンスはこれからです。

 さて、オーバーホールしたEM-200は問題無し。ステラショットとEM-200の相性は今一
つなれど、ステラショットでのオートガイドに関しては、今回は問題が発生せず安定してま
した。ステラナビゲーターとステラショットの連携出来ればもっと便利なんですがねぇ...
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IC405, IC410, M36, M38 [星雲・星団]

ギョシャ.jpg

撮影日時: 2022年12月28日、01時28分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町、気温 -2℃
望遠鏡: FSQ-85ED1+ Reducer (D85mm, f=329mm, F3.87)、ガイド鏡 + QHY5L-II
     + S/S2での自動ガイド
カメラ: EOS 6D(HKIR)、ISO3200、QBP-II、WB: 太陽光
露出: 120s x 48 (総露出96分)
架台: EM-200 Temma2
画像処理:S/I 9で現像、コンポジット、レベル調整、PSE 9 でリサイズ

 大晦日となりました。今年も家内安全で何事もなく終わりそうです。多分、それが一番い
いののでしょうね。コロナ過とは言え、少しは動いてみて気晴らしができてるので、去年よ
りかは良かったと思ってます。来年は、もう少し何か良いことが起こりますように。皆様に
はご多幸を!

 さて、先日撮ってみた画像です。定番の構図でやっとまともに撮れたと思ったら、画像処
理が今一です。実は何度か撮ってはいるのですが、ピントが甘かったり、枚数が足りなかっ
たり、前回は風で延長フードが曲がってしまって一部がかぶってたりと、まぁ、色々ありま
して...
 今回は、定番のHEUIB-IIではなくQBPフィルターを使いました。しかし、残念なことに
いいタイトルがないんですね。右側からIC405とIC410(赤い星雲)、そして上部にはM38、
左にはM36の散開星団が展開していて、何とも贅沢な構図なのですが。
 そう言えば、直ぐ傍にあるスパゲティ星雲を宿題にしてますが、もう少し暗い空を求めて
遠征したいと思ってます。ですが、なかなかチャンスがありません。結局、今年って何も出
来ておらず、やっとシステムが安定してきたことぐらいでしょうか。
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M33 [星雲・星団]


M33-r1.jpg
撮影日時: 2022年11月18日 23時02分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町、気温 5℃
望遠鏡: VX10 (D250mm, f=1,310mm with Paracorr, F5.2)、ガイド鏡 + QHY5L-II
     + S/S2での自動ガイド
カメラ: EOS 6D(KHIR)、ISO6400、QBP-II、WB: 太陽光
露出: 300s x 12 (総露出160分)
架台: EM-200 Temma2
画像処理:S/I 9で現像、コンポジット、レベル調整、PSE 9 でリサイズ

 セッティングが終わって、先ずはテスト撮影しようということで、ステラショット2で久
々にNGC7023を自動導入してみるものの、微妙にズレてます。すかさず、導入補正を試す
けどエラーメッセージが表示されるだけでした。原因が特定できず、結局、中止。
 次に、南中後のM33に再び鏡筒を向けてみました。フィルターをQBPに変え、発色の違い
を確認してみました。
 HEUBI-IIと比べると、確かにHa帯が強調される印象ですが、個人的にはHEUIB-IIの方が
ナチュナルな気がします。
 ただ、その時にフラット画像も念のために撮っておいたのですが、何故かマッチングせず。
ステライメージで悪戦苦闘の結果、周辺減光やカブリはどうやっても抑えきれませんでした。
フルサイズは何かと面倒な様です。Pixinsight使う方が増えてますが、どうなんですかね。気
になってます。
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M33 [星雲・星団]

M33r.jpg

撮影日時: 2022年10月02日 00時57分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町、気温 13℃
望遠鏡: VX10 (D250mm, f=1,310mm with Paracorr, F5.2)、ガイド鏡 + QHY5L-II
     + S/S2での自動ガイド
カメラ: EOS 6D(KHIR)、ISO3200、HEUIB-II、WB: 太陽光
露出: 240s x 12 (総露出48分)
架台: EM-200 Temma2
画像処理:S/I 9で現像、コンポジット、レベル調整、PSE 9 でリサイズ

 これも久々の撮影になりました。残念ながら、薄雲が広がり始めたので途中で止めたので
すが、光軸云々は別としてなかなかいい感じでした。この銀河ですが、もう一度この組み合
わせで撮ろうと思います。多分、もう一回ぐらいはチャンスがあるでしょう。
 これまでは、銀河と言えばほぼ真っ白で渦を巻いてるものと、勝手にそう思ってました。
しかし、この銀河によってその概念が崩れました。そして、最近特に衝撃を受けたのは、実
はアンドロメダ星雲です。長大な露出をかけると、かなり賑やかな色合いのある銀河である
ことを知りました。
 機材進化による産物なんでしょうけど、ただそこまでの気力は... ないかなぁ... でも、
Baby-Qでどこまで表現できるのか、ちょっと?、いや、かなり気になってます。
 それにしても、良く雨が降ります...
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NGC7293 [星雲・星団]

NGC7293.jpg

撮影日時: 2022年10月01日 22時49分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町、気温 13℃
望遠鏡: VX10 (D250mm, f=1,310mm with Paracorr, F5.2)、ガイド鏡 + QHY5L-II
     + S/S2での自動ガイド
カメラ: EOS 6D(KHIR)、ISO6400、HEUIB-II、WB: 太陽光
露出: 60s x 32 (総露出32分)
架台: EM-200 Temma2
画像処理:S/I 9で現像、コンポジット、レベル調整、PSE 9 でリサイズ

 前回撮った画像を処理してみました。EOS 6D(HKIR改造)で撮ったらせん星雲なのです
が、PIXEL等倍で画像を見て直ぐ失態に気付き...
 μ210からVX10に鏡筒を載せ替えて光軸調整を行った際、レーザーコリメーターでレー
ザーポイントを主鏡のセンターマークに合わせただけで、主鏡側の調整をやってなかった
よなぁ... 久々にやるとこうなります... どうも眠たい星像でした。
 フラットもしっかり撮っておいたのですが、周辺減光とは異なる想定外のカブリがあって、
それがなかなか消えてくれず、漆黒のバックに。フルサイズは画角を大きく取れる反面、フ
ラットに関しては、やはりAPS-Cの方が処理が楽です。
 今回使用したフィルターはHEUIB-II。次回にはQuad BPフィルターで撮って比較してみ
たいのですが、何時になりますかね。ただ、HEUIB-IIフィルターに関しては、初めて撮っ
た際に利用したASTRO60Dとの組み合わせの方が、良いような気がしてます。

 さて、今回使用したVX10ですが、鏡筒の素材は軽量ジュラルミンです。確かに軽いので
取り回しはいいのですが、親指で押すと凹むほどで、要取扱注意の代物です。それもあって
鏡筒バンドの締め付け具合によっても、光軸は確実にズレます。即ち使用する度に光軸調整
は必須なのですが、手間が掛かる分、今では愛着があったりしてます。
 稼働率が高ければ、レトロフィットで鏡筒をカーボン製に替えようかなと思ってるものの、
ただ、一年に一回ぐらいの稼働だし、光軸調整も数分で出来るし... という事もあって、気
が進みません。でも、撮りたい対象は沢山あるので、やはり天気次第ですかね。
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アンタレス付近 [星雲・星団]

アンタレス付近.jpg

撮影日時: 2022年04月10日 02時18分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町、気温 10℃
望遠鏡: FSQ85-ED + Reducer (D85mm, f=329mm, F3.9)、ガイド鏡 + QHY5L-II
     + PHD2での自動ガイド
カメラ: EOD 6D(HKIR改造)、ISO1600、フィルター: HEUIB-II、WB: 太陽光
露出: 60s x 32 (総露出32分)
架台: EM-200 Temma2
画像処理:S/I 9でコンポジット、画像調整、PSE 9 でリサイズ

 春が何処かに行ってもう夏かと思ったところで、今度は3ヶ月も逆戻りする様な天候。あ
まり過激じゃない方がいいのですが。程々にして欲しいものです。
 さて、今回は夜の部のお話です。手持ちの主砲がμ210であることもあって、春先はその
焦点距離を生かすべく銀河を狙うことが多くなりがちです。しかし、この時期、22時過ぎ
ると夏の星座となるさそり座が静かに登って来ます。
 以前から、いつかは撮ってみようと思っていたさそり座のアンタレス付近。今回、やっと
鏡筒を向ける機会がやってきました。ただ、かなり慌ててセッティングしたこともあって、
局軸がズレてた様です。画像をコンポジットする際、僅かに回転してました。露出時間が少
ないので、かなり強調処理したので画像は荒れてます。カブリを処理してたら、パイハウハ
レ(左下端の星)周りの赤い星雲が... それにゴミ?らしきものも...
 まあ、それでも基本データは得られたので、次回は何とか納得できる絵にしたいと思いま
す。露出時間は2時間以上、撮影場所も要検討ですかね。

 この写真を撮る前に、ケンタウルス座のNGC5128とNGC5131の位置を実際に確認して
みました。流石にNGC5131は山に遮られて無理な一方、NGC5128は山の端の上。南中す
れば、VX10+6Dで狙えそうでした。
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PK164+31.3 [星雲・星団]

PK163+31.1 r1.jpg

撮影日時: 2022年03月06日 01時30分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町、気温 1℃
望遠鏡: FSQ85-ED (D85mm, f=450mm, F5.3)、ガイド鏡 + QHY5L-II
     + S/S2での自動ガイド
カメラ: Astro 60D(非冷却)、ISO6400、QBP II、WB: 太陽光
露出: 360s x 8 (総露出48分)
架台: EM-200 Temma2
画像処理:S/I 9でコンポジット、画像調整、PSE 9 でリサイズ

 備忘録その2です。やまねこ座と言われても、あまり馴染みのない星座です。おおぐま座
の頭部側にあるのですが、そんな星座にこの惑星状星雲があり、ヘッドフォン星雲とも呼ば
れてます。にゃるほどねぇ... どちらかと言えば、個人的にはタヌキの顔に見えちゃったり
するのですが、いずれにしても、特徴的な惑星状星雲には変わり有りません。
 ところで、この「PK」って何?っとなるのですが、Perek and Kohoutek Catalog of
Galactic Planetary Nebulaeを指し、惑星状星雲のカタログで、1967年に発行されたもの
です。
 但し、ステラショットにはこの星雲データは無いので、座標を打ち込んで導入するしかあ
りません。その後の微調整は、導入補正機能を利用しました。この他、ステラナビゲーター
11では、星図を写真に切り替えると、この惑星状星雲が写ってるので、そこをクリックすれ
ば導入出来ます。ステラショットにも色々なカタログ情報を載せといてくれればいいのです
が。
 さて、この対象を導入後、再び、オートガイドがおかしくなったので確認していると、一
つの事に気付きました。望遠鏡の微動画面に高速と低速を設定するヶ所があるのですが、こ
れが高速になったままで、低速に変更できなくなってました。この状態でオートガイドを開
始させると、やがてターゲットからどんどん外れていくズレてきます。この場合は、ステラ
ショットを再起動させて対応します。ですが、今度は対象がズレてて再び導入微調整したり
と、結構手間が掛かってしまいます。なかなかトラブル・フリーにはなりません。それでも
めげず、次回はVX10でトライしようかなと思ってます。
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Sh2-308 [星雲・星団]

Sh2-308.jpg

撮影日時: 2022年03月05日 21時09分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町、気温 2℃
望遠鏡: FSQ85-ED (D85mm, f=450mm, F5.3)、ガイド鏡 + QHY5L-II
     + S/S2での自動ガイド
カメラ: Astro 60D(非冷却)、ISO3200、QBP II、WB: 太陽光
露出: 360s x 7 (総露出42分)
架台: EM-200 Temma2
画像処理:S/I 9でコンポジット、画像調整、PSE 9 でリサイズ

 備忘録です。先日、テスト撮影した画像を処理してみました。露出時間がちょっと長かっ
たので、殆どの画像に雲がかかっていて赤っぽく写ってました。その中でもマシな画像7枚
分をスタックしてみました。上が北です。噂通りで写りはかなり渋いですねぇ... かろうじ
て、丸い星雲があるのか?的でした。
 当初、VX10(1,310mm)にEOS 6Dで撮ろうとしてたのですが、オートガイドの動作確認
もあって、急遽、Baby-Qに切り替えました。しかし、実際に撮ってみたら、このミルクポ
ッド星雲の場合、450mm直焦点にAPS-C機のカメラだと、大き過ぎず小さ過ぎずといい感
じでした。
 てなことで、今期はもう無理そうなので、時期に同じ設定で再度トライしてみることに
します。
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Sh2-240 [星雲・星団]

Sh2-240 C.jpg

撮影日時: 2022年1月8日 22時51分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町、気温 -4℃
望遠鏡: FSQ85-ED (D85mm, f=329mm(+reducer), F3.9)、ガイド鏡 + QHY5L-II
     + S/S2での自動ガイド
カメラ: Canon EOS 6D (HKIR)、ISO6400、QBP II フィルター、WB: 太陽光
露出: 240s x 40 (総露出160分)
架台: EM-200 Temma2
画像処理:S/I 9でコンポジット、画像調整、PSE 9 でリサイズ

 超難題のSh2-240、レムナント。スパゲッティ星雲とも呼ばれてるものです。年明け早々
に出かけて撮ったものの、フラット画像がマッチせず処理しきれずにいました。その後、ギ
ブしてアップしたのはザラついたモノクロ。そして、再び出かけた時にフラット画像を取り
直してみました。
 確かに加工耐性はあがるのですが、基本的にはよりよいライト画像を準備して、チョコっ
といじるぐらいに留めたいところです。ただ、この短時間でここまで写っているので、フィ
ルター効果はかなり有効的です。満足するまでには至らぬものの、取り合えず、一歩前進し
ました。
 次期は、一晩中撮影できる11月下旬から12月初旬に絞って狙ってみようかと思ってます。
二晩かければもうちょっとはマシになるでしょう。
 それにしても、またオートガイドがうまく動かなくなってるし... やれやれです... 断線
かな。
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難しい... [星雲・星団]

barnards2.jpg
8枚だけスタック。でもこんなもん...

 連休中は、外出もせずに家の中でダラダラしてました。っと言うのも、前に撮ったバーナ
ードループをいじってみたのですが、なかなかうまく浮き出てくれません。どうやら違うア
プローチが必要の様です。48枚撮っておいたのですが...
 そんなこんながありまして、過去に撮っていた画像を改めて見直しだしたら終わらなくな
りまして... 
 さて、外は雨から雪に変わってて、車の上には再び雪が積もり始めてました。寝るかな。

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