北の大地へ [キャンプ・旅行]
昨年、参加した探鳥ツアーでは、一番会いたかったユキホオジロとウミの付く海鳥につい
ての出会いはありませんでした。今回はそのリベンジとなるのですが、ツアーではなく単独
で行くことにしました。今回のターゲットは、まだ見ぬ海鳥、コオリガモの鳴き声を聞く事、
そして、ユキホオジロの再会。懐は結構厳しいのですが、マイルの期限切れが迫ってたので、
それが背中を押す理由になってます。当初、二泊三日で組んだのですが、もう一日休みが取
れたこと、また、天気予報も良さげでもあったことから三泊四日に手配変えしての決行とな
りました。
初日、朝一のフライトで釧路空港に降り立ちました。昨夜から25cm程の積雪があった様
で、未だに雪がチラついてました。
今回の相棒はノート e-power 4WD。運転席への乗り降りが少々しんどいぐらい。デカい
スノーブーツがドアに引っかかっちゃうんですよね。しかし、その他に関する不満は無くて
運転自体は良い感じでした。通しての燃費は18km/Lで、ベストは25.9km/Lでした。
カナダヅルとマナヅルはパスして、先ずは霧多布方面へ行き、ハギマシコを探してみまし
たのですが、その日はお留守の様でした。見れたのはオオワシ、オジロワシ、アトリとシメ
ぐらいです。
霧多布岬では、崖上からラッコ、セグロカモメ、シノリガモ、クロガモ、ハヤブサが見れ
たのみ。現状を把握するには十分で、この先かなり厳しそうな予感が伝わってきました。し
かし、何分自然が相手なので止む無しです。
一時的に降雪が激しくなったのですが、写真を撮っていると徐々に雲が切れて青空が広が
り始めました。そして、日光の恩恵を十二分に感じることに。それにしても、先程の雪模様
がまるで嘘だったかの様子。
その後、歯舞漁港、花咲漁港と車を走らせたのですがカモ類の姿が... ウミアイサが目に
付く感じで、十数羽のスズガモと数羽のヒドリガモの他は一組のホオジロガモとクロガモだ
け? 肝心のコオリガモは何処に。意気消沈して、最後に落石漁港を覗いたら初見となる一
羽のウミガラスがいて楽しませてくれました。パッとしない初日を終え、その日は根室のホ
テルにステイ。
二日目、ホテルを5時半に出発。日の出を見に納沙布岬に向かいました。
日の出を眺めた後、ハイドで海鳥を見ようと企んでたのですが、昨日察知した通りでした。
霧多布岬で見れた数少ないクロガモ、シノリガモ、セグロカモメがちょろっと。暫く眺めて
も状況は変わらず。ただ、昨日同様、季節風が吹いていないのは幸いでした。何れにしても、
絶望的に鳥影が薄過ぎる状態。昆布盛漁港ではウソを見れただけ、そして、最後に落石漁港
に向かい、10時発のネイチャークルーズ船に乗船。
海は波が無くてベタ。絶好の撮影チャンスなのですが、その一方、船首に立つガイドさん
は「数が少ないねぇ」ってつぶやいてました。それでも、昨日初見となったウミガラスの他、
ハシブトウミガラス、ウミバトにも出会えました。ウミスズメとコウミスズメは初見なので
すが、残念ながら飛び去る後ろ姿を見るだけに終わりました。エトロフ見たかったなぁ...
さて、目的のコオリガモは、浜松海岸沖に十数羽固まってました。そして、やっと独特な
鳴き声を確認。ただ、撮影に関しては、ちょっと遠過ぎでした。昨今、港内には入って来な
くなった様です。その理由は分かってません。ちょっと残念でした。
クルーズ終了後、走古丹に向かってみました。湖面は凍結してて、かろうじて凍ってない
部分にカモ類が集まってるぐらい。新たな出会いはありません。ホテルに行くには時間が早
過ぎるので、中標津丸山公園に寄ってみました。ここも静まり返っていて、かろうじてシジ
ュウカラ、ハシブトガラ、シロハラゴジュウカラ、ヒヨドリ、そしてエゾアカゲラが。池に
はオオハクチョウ、コガモ、ヒドリガモが。エゾリスを探してみたのですが出会えませんで
した。16時にホテルに向かい温泉にドボン。その日は終了です。
三日目、この日も朝日を見に開陽台に行ってみました。
その後、風景写真を撮りながら、ユキホオジロを探しに野付半島へ。
野付半島ネイチャーセンターで許可書を貰い、半島の先端に向かいます。途中で車を停め、
更に徒歩で約40分で到着。風景を撮ったりして小一間ほど待機してみたのですが、残念なが
らユキちゃんの再会にならず。他のCMさんたちが撤収し始めたので、自分も次の目的地に向
かうことにしました。なお、ベニヒワは尾岱沼側に小群が移ってました。
許可書を返却する際、センター前の堤防から海を覗くと何とコオリガモが。一羽のメスに
対して7羽のオスが終結してディスプレイ合戦。何と昨日よりも間近かで観察することが出来
ました。
その後、ダメもとで斜里漁港に立ち寄ってみました。先月末、ヒメクビワカモメが確認さ
れてるのですがカモメ達の姿は無し。流氷の着岸前がチャンスなんでしょう。後背地に行っ
てみると、20羽のベニヒワが居たのですが、10分程で飛び去ってしまいました。これもグッ
ド・タイミングでした。ノハラツグミとワキアカツグミ見られた止別やオオモズが確認され
た沸騰湖にも寄ってみたたのですが収穫無し。先日降った雪で埋め尽くされてました。
白鳥・湿地センターの方に話を伺ったところ、今シーズンのカモ類は過去10年間では最小
で最悪だと。そして、気温の寒暖差が激しくて結氷が不安定、そして、降雪の仕方も影響し
てると。特にオオモズの場合は、餌を隠す時間が有るか無いかで越冬するしないが決まって
しまい、ドカ雪が多いと直ぐに抜けてしまう様です。仕方なくきよさと温泉へ。
四日目、予定の網走港行を取り止め、再び野付半島に向かうことにしました。
再び、国道244号を走り抜け野付半島へ。そして、再び昨日と同じく先端部へと向かいま
した。居たのは越冬中のハマシギ。ここでハマシギに出会えるとは、何とも不思議な感じで
した。
仕方がないかぁ... なんてつぶやきながらも、ハマニンニクのある場所を双眼鏡で見回し
ていると...
白い個体の飛翔姿を確認。み~けた! 全てはタイミング、ですね。7年振りの再会とな
りました。取り敢えず、地べたを這う姿を撮りました。次があるとするならば、ハマニンニ
クに飛びついてる姿が撮りたいですね。っとなると12~1月を狙わないと。って欲とは実に
切が無いですね。でも、何とか今回のミッション達成です。
許可書を返却する際、再び海岸側を覗くと昨日居たコオリガモは居ませんでした。再びタ
イミングの恐ろしさを実感。駐車場で帰りの支度を整えた後、釧路空港へ戻りました。
しかし、早く着いた一方、機材遅延で釧路空港を35分遅れて離陸。っで羽田空港では何と
着陸の順番待ち。結局、バッゲージを引き取って羽田空港を出れたのは23時過ぎ。残念なが
ら終電には間に合わず、途中でタクシーを拾いながら翌日の01時過ぎに無事帰宅。
まぁ~、今回も色々あって、実に面白い旅でした。どうかまた行けますように!
ての出会いはありませんでした。今回はそのリベンジとなるのですが、ツアーではなく単独
で行くことにしました。今回のターゲットは、まだ見ぬ海鳥、コオリガモの鳴き声を聞く事、
そして、ユキホオジロの再会。懐は結構厳しいのですが、マイルの期限切れが迫ってたので、
それが背中を押す理由になってます。当初、二泊三日で組んだのですが、もう一日休みが取
れたこと、また、天気予報も良さげでもあったことから三泊四日に手配変えしての決行とな
りました。
初日、朝一のフライトで釧路空港に降り立ちました。昨夜から25cm程の積雪があった様
で、未だに雪がチラついてました。
なかなか良い相棒でした!
今回の相棒はノート e-power 4WD。運転席への乗り降りが少々しんどいぐらい。デカい
スノーブーツがドアに引っかかっちゃうんですよね。しかし、その他に関する不満は無くて
運転自体は良い感じでした。通しての燃費は18km/Lで、ベストは25.9km/Lでした。
カナダヅルとマナヅルはパスして、先ずは霧多布方面へ行き、ハギマシコを探してみまし
たのですが、その日はお留守の様でした。見れたのはオオワシ、オジロワシ、アトリとシメ
ぐらいです。
駐車場より
霧多布岬では、崖上からラッコ、セグロカモメ、シノリガモ、クロガモ、ハヤブサが見れ
たのみ。現状を把握するには十分で、この先かなり厳しそうな予感が伝わってきました。し
かし、何分自然が相手なので止む無しです。
霧多布岬の先端近くで
一時的に降雪が激しくなったのですが、写真を撮っていると徐々に雲が切れて青空が広が
り始めました。そして、日光の恩恵を十二分に感じることに。それにしても、先程の雪模様
がまるで嘘だったかの様子。
その後、歯舞漁港、花咲漁港と車を走らせたのですがカモ類の姿が... ウミアイサが目に
付く感じで、十数羽のスズガモと数羽のヒドリガモの他は一組のホオジロガモとクロガモだ
け? 肝心のコオリガモは何処に。意気消沈して、最後に落石漁港を覗いたら初見となる一
羽のウミガラスがいて楽しませてくれました。パッとしない初日を終え、その日は根室のホ
テルにステイ。
二日目、ホテルを5時半に出発。日の出を見に納沙布岬に向かいました。
日の出を眺めた後、ハイドで海鳥を見ようと企んでたのですが、昨日察知した通りでした。
霧多布岬で見れた数少ないクロガモ、シノリガモ、セグロカモメがちょろっと。暫く眺めて
も状況は変わらず。ただ、昨日同様、季節風が吹いていないのは幸いでした。何れにしても、
絶望的に鳥影が薄過ぎる状態。昆布盛漁港ではウソを見れただけ、そして、最後に落石漁港
に向かい、10時発のネイチャークルーズ船に乗船。
海は波が無くてベタ。絶好の撮影チャンスなのですが、その一方、船首に立つガイドさん
は「数が少ないねぇ」ってつぶやいてました。それでも、昨日初見となったウミガラスの他、
ハシブトウミガラス、ウミバトにも出会えました。ウミスズメとコウミスズメは初見なので
すが、残念ながら飛び去る後ろ姿を見るだけに終わりました。エトロフ見たかったなぁ...
さて、目的のコオリガモは、浜松海岸沖に十数羽固まってました。そして、やっと独特な
鳴き声を確認。ただ、撮影に関しては、ちょっと遠過ぎでした。昨今、港内には入って来な
くなった様です。その理由は分かってません。ちょっと残念でした。
クルーズ終了後、走古丹に向かってみました。湖面は凍結してて、かろうじて凍ってない
部分にカモ類が集まってるぐらい。新たな出会いはありません。ホテルに行くには時間が早
過ぎるので、中標津丸山公園に寄ってみました。ここも静まり返っていて、かろうじてシジ
ュウカラ、ハシブトガラ、シロハラゴジュウカラ、ヒヨドリ、そしてエゾアカゲラが。池に
はオオハクチョウ、コガモ、ヒドリガモが。エゾリスを探してみたのですが出会えませんで
した。16時にホテルに向かい温泉にドボン。その日は終了です。
三日目、この日も朝日を見に開陽台に行ってみました。
今日も良い天気の模様
その後、風景写真を撮りながら、ユキホオジロを探しに野付半島へ。
ミルクロード。アップダウンのある真っすぐな道です。
牧草地が多いのでこんな光景があちらこちらに
第二しべつ展望パーキング付近。尾岱沼側では穴釣りを楽しむ方々が。
反対側では知床半島を遠望。アビが居るはずなんですが。
野付半島ネイチャーセンターで許可書を貰い、半島の先端に向かいます。途中で車を停め、
更に徒歩で約40分で到着。風景を撮ったりして小一間ほど待機してみたのですが、残念なが
らユキちゃんの再会にならず。他のCMさんたちが撤収し始めたので、自分も次の目的地に向
かうことにしました。なお、ベニヒワは尾岱沼側に小群が移ってました。
許可書を返却する際、センター前の堤防から海を覗くと何とコオリガモが。一羽のメスに
対して7羽のオスが終結してディスプレイ合戦。何と昨日よりも間近かで観察することが出来
ました。
国道244号線で斜里へ。地元では味わえない光景が広がってます。
その後、ダメもとで斜里漁港に立ち寄ってみました。先月末、ヒメクビワカモメが確認さ
れてるのですがカモメ達の姿は無し。流氷の着岸前がチャンスなんでしょう。後背地に行っ
てみると、20羽のベニヒワが居たのですが、10分程で飛び去ってしまいました。これもグッ
ド・タイミングでした。ノハラツグミとワキアカツグミ見られた止別やオオモズが確認され
た沸騰湖にも寄ってみたたのですが収穫無し。先日降った雪で埋め尽くされてました。
白鳥・湿地センター前から。本来なら4月過ぎの光景だとか。
白鳥・湿地センターの方に話を伺ったところ、今シーズンのカモ類は過去10年間では最小
で最悪だと。そして、気温の寒暖差が激しくて結氷が不安定、そして、降雪の仕方も影響し
てると。特にオオモズの場合は、餌を隠す時間が有るか無いかで越冬するしないが決まって
しまい、ドカ雪が多いと直ぐに抜けてしまう様です。仕方なくきよさと温泉へ。
四日目、予定の網走港行を取り止め、再び野付半島に向かうことにしました。
朝日に向かって走る感じでした
再び、国道244号を走り抜け野付半島へ。そして、再び昨日と同じく先端部へと向かいま
した。居たのは越冬中のハマシギ。ここでハマシギに出会えるとは、何とも不思議な感じで
した。
先端部にて
仕方がないかぁ... なんてつぶやきながらも、ハマニンニクのある場所を双眼鏡で見回し
ていると...
白い個体の飛翔姿を確認。み~けた! 全てはタイミング、ですね。7年振りの再会とな
りました。取り敢えず、地べたを這う姿を撮りました。次があるとするならば、ハマニンニ
クに飛びついてる姿が撮りたいですね。っとなると12~1月を狙わないと。って欲とは実に
切が無いですね。でも、何とか今回のミッション達成です。
許可書を返却する際、再び海岸側を覗くと昨日居たコオリガモは居ませんでした。再びタ
イミングの恐ろしさを実感。駐車場で帰りの支度を整えた後、釧路空港へ戻りました。
しかし、早く着いた一方、機材遅延で釧路空港を35分遅れて離陸。っで羽田空港では何と
着陸の順番待ち。結局、バッゲージを引き取って羽田空港を出れたのは23時過ぎ。残念なが
ら終電には間に合わず、途中でタクシーを拾いながら翌日の01時過ぎに無事帰宅。
まぁ~、今回も色々あって、実に面白い旅でした。どうかまた行けますように!
白川郷 [キャンプ・旅行]
一旦、いろりさんに寄って夕飯を頂き、17時半過ぎから第二ラウンド開始です。
相変わらず、ボタン雪は降り続いてました。カメラとレンズに関しては、防塵防滴を信じ
るしかなく、カメラバッグから出して、撮っては仕舞うの繰り返しです。路面は、踏み固め
られてアイスバーンになってたので、やはり両手を空けて歩くようにしました。
今回は、横着して三脚は使用せず、NIKON 9Z、NIKKOR 24-120/4 S での手持ち撮影
としました。
残念ながら、みだしま公園側まで行ってみようと思っていたのですが、時間切れです。
それにしても、海外からのお客さんの多いこと。今年は、お国の影響もあって、中国人は
少なく、韓国、台湾、タイのお客さんが目立ってました。それは良いのですが、写真撮って
ても、目の前に割って入って来るので思う様な撮影は出来ません。また、なかなかどいてく
れないんですよねぇ...
次に行く場合は、是非現地に宿泊し、もう少しマッタリと散策してみたいものです。
相変わらず、ボタン雪は降り続いてました。カメラとレンズに関しては、防塵防滴を信じ
るしかなく、カメラバッグから出して、撮っては仕舞うの繰り返しです。路面は、踏み固め
られてアイスバーンになってたので、やはり両手を空けて歩くようにしました。
今回は、横着して三脚は使用せず、NIKON 9Z、NIKKOR 24-120/4 S での手持ち撮影
としました。
いろり (24mm, F8, ISO3200, SS 1/10
和田家 (24mm, F8, ISO3200, SS 1/4)
(40mm, F5, ISO6400, SS 1/8)
和田家と展望台 (56mm, F5, ISO6400, SS 1/6, 露出補正 -0.3段)
落人 (24mm, F4, ISO12800, SS1/13, 露出補正 -0.3段)
(24mm、F4, ISO12800, SS 1/13、露出補正 -0.7段)
(28mm, F5, ISO12800, SS 1/20, 露出補正 -0.7段)
であい橋からのみだしま公園方面 (36mm, F8, ISO12800, SS 1/15, 露出補正 -0.7段)
残念ながら、みだしま公園側まで行ってみようと思っていたのですが、時間切れです。
それにしても、海外からのお客さんの多いこと。今年は、お国の影響もあって、中国人は
少なく、韓国、台湾、タイのお客さんが目立ってました。それは良いのですが、写真撮って
ても、目の前に割って入って来るので思う様な撮影は出来ません。また、なかなかどいてく
れないんですよねぇ...
次に行く場合は、是非現地に宿泊し、もう少しマッタリと散策してみたいものです。
白川郷 [キャンプ・旅行]
行き先は、世界遺産となる白川郷でした。夏には行ってるのですが、やはり冬場のライト
アップした風景を見てみたいと思ってました。しかし、このライトアップ時には、入村規制
がありまして...
っという事で、今回はとあるツアーに滑り込みで参加することが出来、明るい内に入村。
しかし、大雪注意報が出ていたこともあって、現地はぼた雪が舞う状態。それでも、何だか
綺麗に雪が積もってないなと思っていたら、とある店の方がおっしゃるに先週末は雨だった
様です。合点がいったところで、先ずは暗くなる前にサッと散策しました。
アップした風景を見てみたいと思ってました。しかし、このライトアップ時には、入村規制
がありまして...
っという事で、今回はとあるツアーに滑り込みで参加することが出来、明るい内に入村。
しかし、大雪注意報が出ていたこともあって、現地はぼた雪が舞う状態。それでも、何だか
綺麗に雪が積もってないなと思っていたら、とある店の方がおっしゃるに先週末は雨だった
様です。合点がいったところで、先ずは暗くなる前にサッと散策しました。
特急あずさ号 [キャンプ・旅行]
新宿10時発、特急あずさ13号です。
何時もなら、自宅からマイカーでさっと出かけるのですが、今回限っては電車とバスを利
用した旅となりました。
それにしても、あずさに乗ったのは何十年振りだろう。大学生時代に遡るのは間違いない
のですが...
大学生時代、大抵は新宿発の23時台の急行アルプス号に乗っては北アルプスに登りに出か
けてました。その急行券を買うのも辛い貧乏学生でも、年に一度、奮発する時がありました。
当時、山岳会に入っていたこともあり、夏季合宿があったのです。大方、滝谷周辺の壁を
先輩方と一緒に登りながら、登攀技術を学ぶというものでした。その際、実は8時発のあず
さ2号に乗って、一人で悠々と上高地入りしたのです。貧乏学生が何故?
その頃、今現在の様な全席指定の深夜バスなどは無く、夜行列車に揺られながら現地入り
するのが普通でした。その専用列車が、急行アルプス号です。時間的には都合が良かった半
面、それが故に人混みが激しく、ハッキリ言って寝れる状態ではありません。席取合戦で敗
れた場合、翌日は惨憺たるものでした。
どうしてもクライミング・ギアを担がざるを得ず、ザックの重量も25kgオーバーは当たり
前。睡眠不足が足を引っ張り、涸沢ヒュッテ手前の登りで喘ぐことになります。特に徹夜に
慣れてなかった当時の自分にとって、あずさ号は救世主でした。
その後、社会人になって、徹夜に関しては鍛えられましたけど...
流れゆく風景を車窓越しに眺めていると、ふと当時を回顧する自分が居ました。
2020 キャンプ(その3) [キャンプ・旅行]
最終日。5時半に起床です。初日及び二日目にて、金沢の西と東をチョロ見した訳です
が、もう一日あればと思うものの、キリがないですね。昨日購入した金沢プリンを頂き
ながらマッタリ。
さて、7時に撤収開始です。急いでいる訳ではないのですが、1時間で撤収・車へのス
タッフィングが終了。8時ジャスト、キャンプ場を出発し、五箇山に向かいました。
本日は、飛騨経由、松本に抜けて中央道に乗る予定です。
下道でも、五箇山・相倉合掌造り集落の駐車場には、一時間少々で到着しました。暫
く集落内をブラつきます。やはりカメラマンもちらほらと。
白川郷もそうですが、何故だかホッとするような風景が広がってました。この地域で
は稲架掛けと言ってるんですかね(地域によって呼び名が違うので)。ここのお米を食
べてみたいです。
10時半、相倉合掌作り集落を出発。菅沼合掌作り集落はパスして、高山に向かいます。
今度行く時は、冬季のライトアップ時に宿泊しに行ってみたいと思ってます。
道の駅・ななもり清美のレストラン味彩七社
ちょっと早いのですが、途中の道の駅で昼食を取ることにしました。市街地から離れ
てることもあって空いてました。
飛騨牛朴葉味噌焼き肉御膳
まあ、値段が値段なのでと思っていたら、飛騨牛は柔らかくて美味、朴葉味噌にはク
ルミが入っていて、これも〇。コスパ最高でした。
高山にも色々寄りたいところがあるのですが、スマホで検索してみると時間的に駐車
場は満車状態の様子。そのまま松本に向かうことにします。再び、道の駅・風穴の里に
寄り、ここで運転を息子から自分へとバトンタッチ。お疲れさまでした。
松本から乗るなり、交通量は多め...
登り車線からの諏訪湖
諏訪S.A.では、娘たちが栗鹿の子を買うために立ち寄り、笹子トンネルを抜けて大月
インター手前でとうとう渋滞が始まってしまいました。
何とか左車線を維持しながら、談合坂S.A.に滑り込んで一服。そこで遅めの夕飯を取
り、途中で息子を下ろして、自宅に着いたら22時半。この連休中はかなりの人が動いた
んですね。久々に40kmを超す大渋滞でしたが、いずれにしても何事も無く、ホッとした
次第です。
帰るなり、来年はキャンプ止めて知床だなだって。誰が費用持つん? 海外旅行に行
けないのでうっぷん晴らしするかのごとくです。
2020 キャンプ(その2) [キャンプ・旅行]
富山市街地方面
翌朝は5時半起床。夜半に強い雨が降っていたので天気予報が外れ出したのかと心配し
たのですが、空を見上げると雲が切れて青空が覗いてました。先ずは、湯を沸かしてコー
ヒーを淹れることからスタート。朝食は適当に済ませ、7時にはキャンプ場を出発。再び
金沢市街に向かいました。
兼六園下の駐車場には8時に到着。今日はこの駐車場を軸に歩くことにしました。先ず
は兼六園に向かいます。
シンボルとなる徽軫灯籠。でも、時間的に逆光でした。園内は綺麗に手入れされており、
苔生していて綺麗でした。人混みはそこそこ。でも、やっぱり記憶が蘇ることはありま
せんでした。
次にかみさんのリクエストで隣の金沢城公園に向かいました。
かなり広大です。ってふと思ってみたものの、よくよく考えてみたら江戸城は半端なく
大きかったことに改めて気付かされました。
城内をぐるっと一回りする頃には小腹が...
っという事で、大手門を通り抜け、今度はひがし茶屋街に向かいました。
先ずは多華味屋でひゃくまん焼きのゴロゴロ栗あんを。この時期ならですわぁ。一息付
けてからのウィンドウショッピング。
その後、きんつば田中屋へ。列が出来てたのですが、何とかきんつばと毬栗をゲット。
自宅に持ち帰ってから頂きました。
.毬栗は初めてだったのですが、激ヤバでした。季節限定だとか。(帰宅後、早速ネット
でリピしようとしたら、既にSOLD OUTの文字が...)
結び柳(お抹茶と上生菓子のセット)
少々疲れたので茶房・やなぎ庵で一服です。この店舗も二階から人の流れを見渡すこと
ができます。
暫く休んでから、再びウィンドウショッピングを再開。
今日香で自分用の箸を二膳購入しました。
12時を回ってたのですが、近江町市場にも寄ってみることにします。
ゲートの奥は超過密状態!
しかし、場内はほぼ観光客ですね、人でごった返していて、有名店舗は長蛇の列。井ノ
弥の海鮮丼と近江町コロッケは残念ながら拝むことは出来ませんでした。都心の通勤時ぐ
らいの密状態でした。
サッサと逃げるようにして駐車場に戻り、昨日寄ったマックスバリューへ。食材の他、
白エビの棒寿司と笹寿司を購入し、車中で一服しました。
スキー場への登り口にある牛岳温泉
帰路の途中で再び薪を一束追加、牛岳温泉に立ち寄ってからキャンプ場に戻ったのです
が、やっぱり17時でした。ご近所さんは既に食事タイムに入ってました。
夕飯はニンニクを効かせたベーコンとほうれん草のパスタに、スキレットで焼いたステ
ーキ。これだと殆ど生ゴミが出ませんので。そして、お楽しみの焚火タイム。
この日は21時に火を落とし、その後はテント内で一時間程の大貧民大会。22時に消灯です。.
オートキャンプ(三日目) [キャンプ・旅行]
三日目。
用足しのために5時半に目が覚めると、子供たちも同じ様子でした。
気が付くと、昨夜の強風は弱まっていて、当然のごとく、「焚火すっか?」っと
言うことに。
直ぐにお湯を沸かして、コーヒーを入れて、夜明け前から焚火タイム。他にも一
組が焚火を始めてました。
薪が底をつくと同時に撤収を開始。風が吹いていたこともあり、夜露は下りてな
く、撤収は楽チンでした。
予定よりも一時間遅くなったのですが、河口湖で紅葉狩りをすることにしました。
河口湖からの富士
紅葉回廊。いい感じでした。
グラデーションが見れます
露店物を少しお腹に詰め込んだ後、次に塩山のワイナリーに向かいました。
シャトー勝沼
新酒は既に解禁済み!
ここでは、ヌボー4本にジュース1本を購入して、直ぐに中央道の乗ってみたら、
既に小仏トンネルを先頭に渋滞は始まってました。
談合坂S.A.で遅めの昼食を取り、再び渋滞中へ。それでも、何とか16時過ぎに
は帰宅出来ました。
このところ天候が悪かったので、紅葉自体あまり期待はしてなかったのですが、
結果的には、楽しむことが出来きて満足です。
相変わらず、忙しいのですがね。
オートキャンプ(二日目) [キャンプ・旅行]
06時に起床。
今日もまずまずの天気のようです。昨夜の焚火談義で沼津まで足を延ばす予定です。
09時前にキャンプ場を出て、先ずは白糸の滝に向かいました。
ここは初めてかもしれません(ハッキリした記憶が残ってません。確か来たような...)。
音止の滝
白糸の滝
太陽を背にすると虹が
その後、浅間大社に寄ろうとしたら、富士宮まつりで駐車場が見つからなかったので
沼津にそのまま向かってみました。
11時過ぎに到着。比較的こじんまりした焼津港の一角は、連休もあってか結構な人出
でした。ただ、お目当てにしていた鮮魚は見当たらず、やはり干物ばっかり...
昼食はここで決まり。お隣の「浜焼き しんちゃん」が気になるものの、やはり寿司に軍
配が上がりました。この頃から、風が強くなり始めてました。
食後はお土産を物色。金目鯛が安いのですが今回はパスです。
帰り際、早々とニューウェルサンピア沼津で風呂に浸い、薪を調達して帰ってみたら、
日が沈んだ17時。16時までには戻ってマッタリ出来ませんでした。
っで、丁度テントサイトに戻ったとき、突風でタープの張り綱が切れたのをきっかけに崩
壊する時で、傍にいたキャンパーの手を煩わせてしまいました。その節は有難うござい
ました。
見渡すと、強風のために他のキャンパーはタープ類を既に撤去していて、我が家のみ
のようでした。今回持ってきたタープはレクタでもろに風を拾ってしまうのですが、メイン
ポールを一段低くして、四隅のポールを撤去、簡易ヘキサ風に変更しました。
強風が吹き抜ける中、それでも風にたなびくタープの下でポトフを作り、パンを頬張って、
さっさと夕飯を終わらせました。ちょっと異様だったかも、です。
こういう日はロッジドーム型にかぎりますかね。
かみさん 「あのイモムシみたいなテントっていくらするの?」
おいら 「15万ぐらい。」
かみさん 「なぬ~! じゃあいらない。」
おいら 「でも、今回でこのタープ捨てるし、安物のコールマンのテントもシームレス
テープの部分がやばいので買い替えだよ。」
かみさん 「じゃぁ、次からバンガローにしようよ。」
子供達 「え~、ヤダ!」
かみさん 「じゃぁ、あんたたちが買ってよ。」
っとまあ、子供たちにせがんでました。
気温は昨日とあまり変わらない11℃ですが、体感温度は5℃ぐらいでしょうか。流石に
体が冷えてきたので19時にはテント内に退避。
UNO、トランプ、花札は必需品です
その後は、恒例?のUNOやトランプといったカードゲーム大会を経て、二日目も22時
に消灯です。
オートキャンプ(一日目) [キャンプ・旅行]
どん詰まりの一つ手前にて
子供が小さい頃には、会社の連中と一緒に11月上旬まであちらこちらとキャンプに
よく出かけたものです。
今は一年に一度行くか行かないかになってるのですが、焚火をしに久々に家族揃
って晩秋のオートキャンプに行って来ました。
今回の行先は、近場の朝霧高原です。まあ、この場所は星見にちょくちょく行く場
所です。
しかし、我が家のキャンプは、単なる観光目的が主体で、キャンプ場でマッタリする
ことはありません。そして、無計画で行った今回も結局は同じようになります。
入場ゲートの開門が08時だったので、06時に自宅を出発。08時30分に手続を終え
てゲート・インしてみたら、レレレのレ~... 殆どいい場所は取られていて場所ない
じゃん...っで、どう見ても08時の開門じゃないよなぁ、と疑ったところで、時既に遅し
でした。
それでもPサイトの一角をキープ。取り敢えず、一時間掛けずにセッティングを終了。
10時。キャンプ場近くにあるまかいの牧場に行ってみました。殆どが小さなお子さ
んを含む家族連れが主体です。ここでは、牛乳とソフトクリームをゲット。
羊が黙々と芝を食べてました
展望台からは富士山がクッキリ。六合目辺りまで紅葉してるのが遠目で分かりま
す。でも、紅葉に関しては、富士五湖の道路脇も艶やかでした。
足元に広がる広大な樹海と南アルプス
昼過ぎ、今度は買い出しに河口湖方面に向ったのですが、ついでに紅葉台に連
れてってみました。
その後は遅めの昼食です。ほうとう不動に寄ってみました。
ん~、絶品ではない。塩山のある店の方が好きかな。
ここのはちょっと量が多目でしょうか。お腹一杯にになり、額には汗がジンわりと。
馬刺しがあったので、これも久々に頼んでみました。信州といったら、あとはハチの
子かな。
富士眺望の湯 ゆらり
スーパーで買い出しした後は、帰り際に立ち寄り湯に。ここは、ツー・フロアーに分
かれて、色んなタイプの風呂をめぐることができます。結局、ここでも一時間以上、
長居してしまいました。
気温は11℃。焚火がたまりません!
キャンプ場に戻った時には、18時でもう真っ暗。既に皆さん、たき火タイムに入って
ました。
昼ごはんが遅かったこともあり、夕飯はパン、ソーセージにコーヒーと簡単に済ませ、
我が家も焚火タイムに。
コーヒーを飲みながら22時まで楽しんで消灯です。
オータム・キャンプ(その四) [キャンプ・旅行]
最終日となる四日目も晴れです。
湿気が多くもやっていたので木漏れ日がはっきりと見えました。
朝露を落としながらの撤収作業は40分程で終了。今日は新潟経由、関越道を使って帰ることにしました。途中、S.A.に寄ってしばし海を眺めてマッタリ。僅かに地球が丸く見えます。
目的地の寺泊は、やはり観光客でごった返してました。ここでも運よく駐車場所を確保。自宅傍の大手スーパーに比べたら羨ましい限りで、魚種も豊富で値段も休め。仕方がないって簡単には言いたくないけど...仕方ないのか。
11時前、混雑を避けるように11時前に食堂に入りました。自分は海鮮丼にノドグロを追加して超豪華。でも、勿論、ノドグロは箸攻撃をうけて、みるみる骨に...ピラニアのよう...
食後はお腹を落ち着かせるためにも浜辺をブラブラっと散歩。
ここの浜辺は新潟では少ない砂地で、シーズン・オフのためか車の乗り入れも可でした。でも、一台、スタックしてましたけどね。海水はまだ暖か目でした。
13時過ぎ、渋滞を覚悟で帰路に着きました。案の定、渋滞で詰まり始めたので、花園I.C.で下りて下道を使いました。自宅傍の食堂に立ち寄って夕飯を済ませ、結局自宅には19時着となりました。
キャンプとはいえ、我が家の場合は、やっぱい観光が主体。そろそろもう少しコンパクトでスマートなツールに買い替えたいところです。
湿気が多くもやっていたので木漏れ日がはっきりと見えました。
朝露を落としながらの撤収作業は40分程で終了。今日は新潟経由、関越道を使って帰ることにしました。途中、S.A.に寄ってしばし海を眺めてマッタリ。僅かに地球が丸く見えます。
米山S.A.の展望台から見た日本海
目的地の寺泊は、やはり観光客でごった返してました。ここでも運よく駐車場所を確保。自宅傍の大手スーパーに比べたら羨ましい限りで、魚種も豊富で値段も休め。仕方がないって簡単には言いたくないけど...仕方ないのか。
各店舗、似たようなものが並ぶ
11時前、混雑を避けるように11時前に食堂に入りました。自分は海鮮丼にノドグロを追加して超豪華。でも、勿論、ノドグロは箸攻撃をうけて、みるみる骨に...ピラニアのよう...
あら汁付の海鮮丼
高値のノドグロ。でも、超美味。
食後はお腹を落ち着かせるためにも浜辺をブラブラっと散歩。
寺泊中央海水浴場からの弥彦山
ここの浜辺は新潟では少ない砂地で、シーズン・オフのためか車の乗り入れも可でした。でも、一台、スタックしてましたけどね。海水はまだ暖か目でした。
13時過ぎ、渋滞を覚悟で帰路に着きました。案の定、渋滞で詰まり始めたので、花園I.C.で下りて下道を使いました。自宅傍の食堂に立ち寄って夕飯を済ませ、結局自宅には19時着となりました。
キャンプとはいえ、我が家の場合は、やっぱい観光が主体。そろそろもう少しコンパクトでスマートなツールに買い替えたいところです。