アカヒゲ [バードウォッチング]
自然観察の森で夜明けを待ってると、夜明け前から鳴き出しました。かなりの個体数で
す。鳴き声の位置からすると、それぞれのテリトリーはやや狭いのですかね。その分、餌
が豊富という事でしょう。コマドリやサンコウチョウのマネと思われる鳴き方をする子も
居て、車の窓を開けて明るくなるまで聞き入ってました。
撮影での問題は、やはり森の中になる点。人の目からすれば十分な明るさなんですが、
実際にカメラを覗いてみると...
三脚を使えばいいのですが、小枝や葉を避けるためにピンポイントでレンズを持って行
かねばならず、もたもたしているとアカヒゲが移動してしまいます。また、決まった止ま
り木も無いので待ち伏せも難しいですね。特に早朝時は、鳴きながらちょこまか動くので、
時間をおいて動きが鈍くなる時間帯まで待った方が良い様です。
今回は、あまりネットも見かけないシーンを。公園の入口でディスプレイ中でした。写
ってないのですが、実は下草にメスがいます。
す。鳴き声の位置からすると、それぞれのテリトリーはやや狭いのですかね。その分、餌
が豊富という事でしょう。コマドリやサンコウチョウのマネと思われる鳴き方をする子も
居て、車の窓を開けて明るくなるまで聞き入ってました。
撮影での問題は、やはり森の中になる点。人の目からすれば十分な明るさなんですが、
実際にカメラを覗いてみると...
三脚を使えばいいのですが、小枝や葉を避けるためにピンポイントでレンズを持って行
かねばならず、もたもたしているとアカヒゲが移動してしまいます。また、決まった止ま
り木も無いので待ち伏せも難しいですね。特に早朝時は、鳴きながらちょこまか動くので、
時間をおいて動きが鈍くなる時間帯まで待った方が良い様です。
今回は、あまりネットも見かけないシーンを。公園の入口でディスプレイ中でした。写
ってないのですが、実は下草にメスがいます。
オオトラツグミ [バードウォッチング]
先のルリカケス同様、この地の固有種で国の天然記念物にもなってます。今回の旅の中で
は、出会える確率が一番低いターゲットでした。この地では、毎年3月にこの鳥の生息数調
査が行われてますが、多く見積もっても1,000羽にも満たないと言われてます。
ところが...
現地最新情報を聞いたところ、何と特定の場所に頻繁に出てくるだとか。取り敢えず、ア
カヒゲを後回しにして待つこと10分、気付くと目の前にヒョッコリと現れてくれました。
見た目はトラツグミ。トラツグミの尾羽は14枚、大トラツグミは12枚。でもその確認は無
理です。もう一つの見分け方は、目の後頭部側に裸出部があること、そして嘴が太いくこと
です。
その後、物音立てずに聞き耳を立ててると、シロハラがガサガサと落ち葉を払いのける音
よりもすごく静かな音で忍び寄ってくるうことが分かりました。あまりにも物音立てないの
でそ~と動くのかと思ってたら、動く時は意外に早くて大胆でした。
は、出会える確率が一番低いターゲットでした。この地では、毎年3月にこの鳥の生息数調
査が行われてますが、多く見積もっても1,000羽にも満たないと言われてます。
ところが...
現地最新情報を聞いたところ、何と特定の場所に頻繁に出てくるだとか。取り敢えず、ア
カヒゲを後回しにして待つこと10分、気付くと目の前にヒョッコリと現れてくれました。
見た目はトラツグミ。トラツグミの尾羽は14枚、大トラツグミは12枚。でもその確認は無
理です。もう一つの見分け方は、目の後頭部側に裸出部があること、そして嘴が太いくこと
です。
その後、物音立てずに聞き耳を立ててると、シロハラがガサガサと落ち葉を払いのける音
よりもすごく静かな音で忍び寄ってくるうことが分かりました。あまりにも物音立てないの
でそ~と動くのかと思ってたら、動く時は意外に早くて大胆でした。
ルリカケス [バードウォッチング]
やっと出会うことが出来ました。この森にはかなりの個体数を確認することができたの
ですが、過去には帽子の羽飾りを目的とした乱獲などで個体数が減少した時期もあった様
です。
今では県鳥となり国の天然記念物になってるルリカケスですが、本土のカケス同様、樫
や椎の実、いわゆるドングリが大好物なのは一緒です。森には沢山のドングリが落ちてた
ので、集まるのは必然ですね。ガイドの話によると、昨年が数年ぶりの大豊作だったとか。
森の中では、頭上でガサガサ音を立てながら木の実をあさってたり、地上に落ちている
実を取に下りてきたりと色々でした。それぞれのシーンを撮ってみたのですが、結局、森
の中の水場で撮った写真が、色合いに関しては一番良かったと思います。特に羽の瑠璃色
が綺麗でした。
ですが、過去には帽子の羽飾りを目的とした乱獲などで個体数が減少した時期もあった様
です。
今では県鳥となり国の天然記念物になってるルリカケスですが、本土のカケス同様、樫
や椎の実、いわゆるドングリが大好物なのは一緒です。森には沢山のドングリが落ちてた
ので、集まるのは必然ですね。ガイドの話によると、昨年が数年ぶりの大豊作だったとか。
森の中では、頭上でガサガサ音を立てながら木の実をあさってたり、地上に落ちている
実を取に下りてきたりと色々でした。それぞれのシーンを撮ってみたのですが、結局、森
の中の水場で撮った写真が、色合いに関しては一番良かったと思います。特に羽の瑠璃色
が綺麗でした。
リュウキュウキジバト [バードウォッチング]
道路を歩くキジバトがいました。ちょっとピンクがかっている個体なので、取り敢えず撮
ってみると亜種のリュウキュウキジバトでした。
帰宅後、自宅傍によくいるキジバトと比較したところ、外見上は体全体の色合いが違うく
らい。自宅傍にはいつもいるので、この時ばかりはマジマジト見つめてしまいました。
降り続いた雨は止んだのですが、花粉症の症状が再発してて、鼻水は出るし目はショボシ
ョボしてます。残っていた点鼻薬と点眼剤で凌いでます。ヤレヤレだわ...
でも、撮り溜めた画像チェックは進んでます。
さて、O城にもぞくぞく夏鳥が渡って来てますね。関東にも今週末辺りから見れるのでし
ょうか。
ってみると亜種のリュウキュウキジバトでした。
帰宅後、自宅傍によくいるキジバトと比較したところ、外見上は体全体の色合いが違うく
らい。自宅傍にはいつもいるので、この時ばかりはマジマジト見つめてしまいました。
降り続いた雨は止んだのですが、花粉症の症状が再発してて、鼻水は出るし目はショボシ
ョボしてます。残っていた点鼻薬と点眼剤で凌いでます。ヤレヤレだわ...
でも、撮り溜めた画像チェックは進んでます。
さて、O城にもぞくぞく夏鳥が渡って来てますね。関東にも今週末辺りから見れるのでし
ょうか。
ホオジロハクセキレイ [バードウォッチング]
早速ですが、まだ喉元が黒いやつが残ってはいないかと、ハクセキレイの群れを双眼鏡を
使って一個体ずつ確認してみました。ですが、残念ながら出会いたい個体は見つかりません。
パッとしない磯でボーっとしていると、顔の白いハクセキレイが一羽、飛んで来たので、
すかさず望遠レンズを向けて確認してみたらホオジロハクセキレイでした。
確かに名のごとく顔が白いの認識は楽ですね。残っててくれて有難う。君に出敢えて良か
ったよ。
この後、観光名所でも一個体に出会うことが出来ました。
使って一個体ずつ確認してみました。ですが、残念ながら出会いたい個体は見つかりません。
パッとしない磯でボーっとしていると、顔の白いハクセキレイが一羽、飛んで来たので、
すかさず望遠レンズを向けて確認してみたらホオジロハクセキレイでした。
確かに名のごとく顔が白いの認識は楽ですね。残っててくれて有難う。君に出敢えて良か
ったよ。
この後、観光名所でも一個体に出会うことが出来ました。
南の島 [撮影行]
水平線に映る半島に今回の探鳥拠点となる自然公園があります
コロナ過での色々な制約があり、頓挫していた南の島に行く計画。やっと実行できました。
先の土日に有給二日を加えた計四日間ですが、そこは初上陸地ゆえに沢山の出会いがありま
した。画像としては、なかなか納得のいく絵はないものの、取り敢えずアップしようと思っ
てます。
あやまる岬にて
初日。空港到着後、早速レンタカーに乗って近くのポイントに移動して探鳥開始です。
磯では、イソヒヨドリ、ウミウ、ミサゴ、チュウサギ、カワセミ、ハクセキレイ、ホオジ
ロハクセキレイ、セイタカシギ、オバシギ、タカブシギ、ウズラシギ、コチドリ、メダイチ
ドリ、リュウキュウツバメ。翌日、アボセット4個体が羽を休めていたそうです。残念なが
ら、今年の渡りは2月から始まっていて、殆どの鳥が通り過ぎてしまっただとか。ムネアカ
タヒバリにはタッチの差で出会う事は叶いませんでした。カワセミって潮だまりでもハンテ
ィングするんですね。何時も川でしか見てないので違和感がありました。
直ぐ脇の林では、リュウキュウメジロ、アマミシジュウカラ、リュウキュウヒヨドリ、リ
ュウキュウキジバトが。ただ、蝶の姿が全く見れませんでした。この日は、強い寒気が入り
込んでいて、冷たい北西の風が吹き抜けてたので、止む無しといったところでしょう。
二日目。4時半にホテルを出て自然公園には5時過ぎに到着。リュウキュウコノハズクの鳴
き声を聞きながら、夜明けを待ってみました。明るくなり始めた5時半頃、アカヒゲがあちら
こちらで鳴き始め、その後、小鳥達の大合唱が森中に響き渡ることに。こんなに鳥影の濃さ
を感じたのは久々でした。
この森では、アカヒゲ、オオトラツグミ、オーストンオオアカゲラ、ルリカケス、ズアカ
アオバト、カラスバト、リュウキュウサンショウクイ、アマミコゲラ、アマミヤマガラ、ア
マミシジュウカラ、リュウキュウメジロ、リュウキュウキジバト、シロハラが見れました。
展望台からの眺め
早朝の冷え込みが嘘のように気温も急上昇。強い日差しの中、展望台にあがって風景を眺
めていると、モンキアゲハ、オキナワカラスアゲハ、アオスジアゲハ、ツマベニチョウが次
々に目の前を飛んで行き、気付けば樹上にフタオチョウの姿を確認。しかし、蝶は全く止ま
ってくれず、見ただけに終わりました。
その後、移動時にイシガケチョウ、アカボシゴマダラ、リュウキュウミスジ、アマミウラ
ナミシジミ?と思われる個体も見れました。田んぼでは、チュウサギ、セイタカシギ、ノビ
タキ、セッカを、蝶では、タテハモドキに出会えました。
マングローブ展望台より
ナイトツアーにて
夕刻、ナイトツアーに参戦。アマミノクロウサギ、ケナガネズミ、アマミトゲネズミ、ク
マネズミ(外来種で増えてるそうです)、アマミヤマシギ、リュウキュウコノハズク、ズアカ
アオバトを観察。しかし、予想以上に冷え込みがきつくフリースが欲しいところでした。ホ
テルに戻ると22時過ぎ、流石に疲れたものの何とも充実した一日でした。
今日も晴れ
三日目。ホテルを5時半に出発し、昨日と同じ自然公園内を散策。その後、島の南部に移
動しました。
途中で出くわしたケンムン像
湯湾岳公園。ここも鳥影が濃いだとか。
マテリヤの滝
観光ポイントを巡りながら湿地を散策。シギが二羽いたのですが飛ばれてしまって詳細は
分かりません。久々にシマアジに出会えたものの、他は留鳥ばかりでした。
野鳥以外では、アオモンイトトンボの他、ベニトンボのメスが沢山いたぐらいで、他のト
ンボの姿がが全く見当たりません。蝶に関しては、モンキチョウの他、ヤマトシジミがいた
くらいで寂しい限りでした。
最終日。再び自然公園に出向き、アカヒゲとオオトラツグミの見納めに。その後、今度は
北部に車を走らせ、蝶のポイントを訪問。出会たのは、アカボシゴマダラ、モンキアゲハ、
イシガケチョウ、ルリタテハ、ツマグロヒョウモン、アサギマダラ、ミナミキチョウ、リュ
ウキュウミスジのみ。シロチョウ科がもっとヒラヒラ舞っているのかと期待していたのです
が残念です。
早目に帰り支度を整えて、鶏飯を食べに行った後にレンタカーを返却。その際に地元の方
に伺ってみると、昨今、蝶の姿が激減してる様でした。こんなに自然豊かに見える場所でさ
え、環境が変わりつつあるのは間違いなさそうです。
もう少しノンビリして風景写真も撮りたかったですね。また行けるのかどうかは分かりま
せんが。ただ、次行くとするならもっと南の島ですかねぇ。ただ、スギは少なく、ヒノキは
分布しない地にて、花粉症の当方においては至極快適でした。
それにしても、暗部でのZ9、弱いですわ... Rumorに上がってきた200-600mmとの組
み合わせはどうなんでしょう。気になってきました。因みに、今回持ち込んだ機材ですが、
ボディーはZ9とD500、レンズは800mm、150-600mm Sports、18-300mm Macro。
殆どZ9と150-600mm Sportsの組み合わせです。やはり、磯以外だと800mmは不要でし
た。
ウスバシロチョウ [蝶]
今度は、ウスバシロチョウです。太陽がすっぽりと雲に遮られてしまったので一旦諦め
たのですが、再び太陽が顔を出したので、あわてて戻ってみました。
案の定、ふわふわと飛び始めてて、此の日は、タンポポやハナダイコンで吸蜜する姿を
見ることができました。
たのですが、再び太陽が顔を出したので、あわてて戻ってみました。
案の定、ふわふわと飛び始めてて、此の日は、タンポポやハナダイコンで吸蜜する姿を
見ることができました。
ツマキチョウ [蝶]
ツマキチョウです。何時もはオスばっかりなので、今回はメスに登場してもらいます。
朝方は曇天で気温が低かったので、どこかでジッとしていたのでしょう。でも、気温が
あがったら上がったで、今度はなかなか止まってくれません。
粘って待ってみると、メスがハナダイコンに止ったので、駆け寄って連写してみました。
秒15コマの内の4カットです。飛び出す時は、一回羽ばたくだけでふんわりと浮くんです
ね。
朝方は曇天で気温が低かったので、どこかでジッとしていたのでしょう。でも、気温が
あがったら上がったで、今度はなかなか止まってくれません。
粘って待ってみると、メスがハナダイコンに止ったので、駆け寄って連写してみました。
秒15コマの内の4カットです。飛び出す時は、一回羽ばたくだけでふんわりと浮くんです
ね。
スジグロシロチョウ [蝶]
先日に出会えたスジグロシロチョウです。練習がてら、被写体になってもらいました。
でも、こうしてみれば見るほど、あの小さな体で大きな翅を動かせるのですから、不思議な
もんです。
昨日の晩から南風が強く吹き込み始めてますが、その分湿気が多くてむっとする日でした。
今年も暑くなるのでしょうね。
でも、こうしてみれば見るほど、あの小さな体で大きな翅を動かせるのですから、不思議な
もんです。
昨日の晩から南風が強く吹き込み始めてますが、その分湿気が多くてむっとする日でした。
今年も暑くなるのでしょうね。
県北のフィールド [自然]
今シーズン初となる蝶達の様子を見に、県北のフィールドに行ってみました。何時もな
3月中旬頃から行き始めるのですが、今シーズンはちょと出遅れてしまいました。
その日の天候は、雨上がりの曇天で気温は13℃。当然、蝶達の姿は全く見れません。取
り敢えず、車中で菓子パンかじりながらマッタリしていると、雲の隙間から日が差し込み
始め、みるみる気温は急上昇。っという事で、ボチボチと散策開始です。
出会えたのは、
この他、トラフシジミ、アゲハ、キタテハ、ヒメアカタテハ、ミヤマセセリを確認した
のですが、撮り損ねました。ルリシジミ、ムラサキシジミには出会えませんでした。
近くの田んぼは水が抜かれてたものの、羽化直後のシオヤトンボが見れました。それ以
外の姿は未だありません。フィールドには、
下草は、これからです。ちょっと写真が多くなってしまいました。でも、ウスバシロチ
ョウにはちょっと驚きました。通常だと4月中旬に出会え場所だったので、随分と早い出
会いとなりました。とは言え、今年も「いつも通り」っと言ったところでしょうか。
3月中旬頃から行き始めるのですが、今シーズンはちょと出遅れてしまいました。
その日の天候は、雨上がりの曇天で気温は13℃。当然、蝶達の姿は全く見れません。取
り敢えず、車中で菓子パンかじりながらマッタリしていると、雲の隙間から日が差し込み
始め、みるみる気温は急上昇。っという事で、ボチボチと散策開始です。
出会えたのは、
モンシロチョウ
スジグロチョウ
モンキチョウ
キタキチョウ
ヤマトシジミ
ツバメシジミ
ベニシジミ
ツマキチョウ
コツバメ
ウスバシロチョウ
この他、トラフシジミ、アゲハ、キタテハ、ヒメアカタテハ、ミヤマセセリを確認した
のですが、撮り損ねました。ルリシジミ、ムラサキシジミには出会えませんでした。
近くの田んぼは水が抜かれてたものの、羽化直後のシオヤトンボが見れました。それ以
外の姿は未だありません。フィールドには、
アケビ
一輪草
ツクシ
下草は、これからです。ちょっと写真が多くなってしまいました。でも、ウスバシロチ
ョウにはちょっと驚きました。通常だと4月中旬に出会え場所だったので、随分と早い出
会いとなりました。とは言え、今年も「いつも通り」っと言ったところでしょうか。