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NGC7293 [星雲・星団]

NGC7293.jpg

撮影日時: 2022年10月01日 22時49分~
撮影場所: 埼玉県秩父郡横瀬町、気温 13℃
望遠鏡: VX10 (D250mm, f=1,310mm with Paracorr, F5.2)、ガイド鏡 + QHY5L-II
     + S/S2での自動ガイド
カメラ: EOS 6D(KHIR)、ISO6400、HEUIB-II、WB: 太陽光
露出: 60s x 32 (総露出32分)
架台: EM-200 Temma2
画像処理:S/I 9で現像、コンポジット、レベル調整、PSE 9 でリサイズ

 前回撮った画像を処理してみました。EOS 6D(HKIR改造)で撮ったらせん星雲なのです
が、PIXEL等倍で画像を見て直ぐ失態に気付き...
 μ210からVX10に鏡筒を載せ替えて光軸調整を行った際、レーザーコリメーターでレー
ザーポイントを主鏡のセンターマークに合わせただけで、主鏡側の調整をやってなかった
よなぁ... 久々にやるとこうなります... どうも眠たい星像でした。
 フラットもしっかり撮っておいたのですが、周辺減光とは異なる想定外のカブリがあって、
それがなかなか消えてくれず、漆黒のバックに。フルサイズは画角を大きく取れる反面、フ
ラットに関しては、やはりAPS-Cの方が処理が楽です。
 今回使用したフィルターはHEUIB-II。次回にはQuad BPフィルターで撮って比較してみ
たいのですが、何時になりますかね。ただ、HEUIB-IIフィルターに関しては、初めて撮っ
た際に利用したASTRO60Dとの組み合わせの方が、良いような気がしてます。

 さて、今回使用したVX10ですが、鏡筒の素材は軽量ジュラルミンです。確かに軽いので
取り回しはいいのですが、親指で押すと凹むほどで、要取扱注意の代物です。それもあって
鏡筒バンドの締め付け具合によっても、光軸は確実にズレます。即ち使用する度に光軸調整
は必須なのですが、手間が掛かる分、今では愛着があったりしてます。
 稼働率が高ければ、レトロフィットで鏡筒をカーボン製に替えようかなと思ってるものの、
ただ、一年に一回ぐらいの稼働だし、光軸調整も数分で出来るし... という事もあって、気
が進みません。でも、撮りたい対象は沢山あるので、やはり天気次第ですかね。
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