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関八州見晴台 [アウトドアー]

 有給消化で一日休みを取り、久々に武蔵野丘陵を歩いて来ました。
 取り敢えず、8時過ぎに自宅を出発し、9時過ぎにはスタート地点に到着。気温は9℃です
が、風が吹いてないので、Tシャツにフリース、そしてカメラバックに500mlのペットボト
ル一本忍ばせ、何時もの軽装スタイルで出発。今日は、D500 に AF-P 10-20mm の超広
角をメインに。

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今回はここからスタート

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70m程先の子の橋を渡って尾根に取り付きます。

 車をデポして、道標に導かれる様に小さな橋を渡ります。この辺りも人が住んでいない家
が目に付きます。そして、杉林の中の急登から。すると直ぐに胃の上部辺りがむかつきだし
て... 自宅から駅に向かう15分間、そして、最近は帰宅時の駅から自宅までの15分にも同じ
症状がでるんですよねぇ... それも、ずっと続かないところがミソです。逆流性食道炎を疑
ったものの、先日に胃カメラ飲ん時にも異常なしで原因が分かりません。それにしても、こ
の鈍痛の様な痛み?じゃない苦しみは何なんですかね... 取り敢えず、深呼吸しながら歩き
続けます。

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武蔵野らしい杉林

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萩ノ平茶屋跡。かつては多くの人が利用したんでしょうね。

 ここを通り過ぎる頃、やっとイヤなむかつきは消え失せて通常モードへ。尾根を詰めて、
右手に下降気味で進むと大イチョウの広場に飛び出します。

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残念ながら、大イチョウの葉は緑のまま。紅葉は色づいてました。

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高山不動。真言宗智山派の寺院で、関東三大不動の一つ?

 参拝して、更に登り詰めて奥武蔵グリーンラインへ。

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不動茶屋跡

 ここにも、右手に不動茶屋、左手に公衆トイレがあって、なかなか良い休憩ポイントで
賑わってはいたのですが。左手側のショートカット道は閉鎖されてたので、林道を使って
見晴台に向かいました。

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高山不動・奥の院

 標高は771.1mで特別高くはないのですが、安房、上野、下野、相模、武蔵、上総、下総、
常陸の関八州が見渡せることが、この地の由来です。北側は大分樹木が大きくなったため見
通しが悪くなってますが、東側は都心から、東京湾、丹沢山系まで遠望でき、更に南を向け
ば富士山も遠望できます。

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東側の景観

 ここは、好きな場所の一つです。以前、初日の出で何度も訪れたのですが、何分激混み故
に近年ここには来るのを止めてます。 

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極寒時にはベニ富士が見れました。今は朝焼けに染まってもピンク色止まりです。

 暫くの間、景気を楽しみました。水分補給して、下ることにします。来た道を戻らず、通
ったことのない飯盛峠辺りから下ることにしました。グリーンライン沿いに進むのですが...

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左手のカードレールの隙間が下り口。

 何という下り口ですかね。でも、よく見たら、ガードレールに小さく矢印と西吾野とだけ
油性マジックのようなもので書き足されてました。べちゃくちゃ話でもしてたら通り過ぎち
ゃうでしょうね。道は踏み固められているものの、その上に杉の葉や小枝が積み重なってて
分かり辛くなってました。

 っで、問題だったのはその先。5分ほど下ったところで、落ち葉をガサガサと音を立てな
がらて斜面を歩く黒い物体を発見。一気に緊張が走ります。一つは、尾根上の傍20m程、も
う一つは、50m程離れた急斜面。咄嗟に杉のしっかりした枝を持ち、3m程の露岩に登って
待機。通り過ぎるのを待ちました。このエリアにも頭数は限られてますが居るんですよね。
 それでも10分ぐらいで、進行方向とは逆の方向に音が遠ざかっていったので、止む無く歩
き出しました。

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予定よりも東側にズレて車道に飛び出しました。

 道標はあるものの、明らかに利用者が少ないのは明白です。その内に廃道になるんでしょ
うね。マップアプリは必須です。このエリアは下地が岩盤なので特に大雨が降ると、雨水が
綺麗に土を押し流してしまい、登山道が分断されて分かり辛くなる所があります。また、倒
木はそのまま。管理しきれてないですね。この登山道に関しては、上部と下部が不明瞭で、
下部においては道をロストしたものの、赤テープを頼って下れました。けもの道っぽい作業
道も多いので要注意です。 
 その後、車道を50分ほど歩いて、車のデポ地に戻りました。体を軽く動かすには丁度いい
感じのルートでした。
 歩行距離:14km
 歩数:20,000歩
 行動時間:4時間ジャスト
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